基本情報

和名
アオバト
分類
鳥綱 ハト目 ハト科 アオバト属 (Treron)
英名
White-bellied Green-pigeon
学名
Treron sieboldii
状況
東京都レッドリスト(本土部)2020年見直し版 東京都区部における区分:[・] 非分布,東京都本土部全体における区分:[NT] 準絶滅危惧 (参考1)
千葉県レッドリスト−動物編(2019年改訂版)[B] 重要保護生物 (参考2)
IUCN レッドリスト 2023-1[LC] Least Concern ver 3.1(絶滅のおそれなし), Pop. trend decreasing (個体数減少傾向) (参考3)

写真とメモ

カワセミの里,2016年12月21日午後,晴れ

カワセミの里のピラカンサにいるアオバト.オスは翼が暗い赤みがかり,頭から胸が黄色っぽいのに対して,メスは全体がオリーブ色とのことなので,これはメスのように見えます.そんなに寒い日ではないのですが羽を膨らませて日向ぼっこ中です.

冬になると,アオバトがピラカンサの実を食べにカワセミの里に来るというのをここ数年聞いて,いつか見たいなと思っていたのですが,これまで見られませんでした.アオバトは,園内?のあちこちを巡回していて,ここに現れるのは1日に何度かのみ,という行動パターンのようで,カワセミの里で待機していないと遭遇は無理なのかなとあきらめていました.この日は道路からほど近い枝にずっと止まっていて休んでいる様子.近くの人が教えてくださったところによると,数日前にカワセミの里のガラスに激突して以来,ここに留まっているとのこと.脳震盪?ケガ?のためなのでしょう.人間に脅かされる状況なら写真の公開も控えたほうがよいのかなと思っていましたが,どうやら快方にあって飛び回ることもできている様子がいくつかのブログで紹介されていましたので(参考5-6),安心して公開.

カワセミの里,2016年12月21日午後,晴れ

アオバトは海岸の岩場で塩水を飲んで塩分補給をするのが知られています.数年前に大磯の海岸に夏に遊びに行ったときに,夕方薄暗くなりかけたころにそれを見ることができました.その時見たのは,海岸の数十m先に見える岩場に10~20頭ほどのアオバトが飛んだり,止まってたりしている様子.



参考

  1. レッドリスト・レッドデータブック・植生図. “東京都環境局”. https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/.
  2. 千葉県レッドデータブック・レッドリストについて. “千葉県環境生活部自然保護課 生物多様性センター” https://www.bdcchiba.jp/reddatebook_redlist.
  3. BirdLife International. 2016. Treron sieboldii. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22691283A93308026. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22691283A93308026.en. Accessed on 01 January 2024.
  4. Wild Birds: 水元公園のアオバト (YouTube). https://www.youtube.com/watch?v=c8WS4AzafTs, (参照 2024-01-01).
  5. 水元公園でちょっと撮影-その132. “料理もパソコンも音楽も楽しいね”. https://now64bit.seesaa.net/article/201612article_11.html, (参照 2024-01-01).
  6. アオバト、まだいる。 “水元かわせみの里水辺のふれあいルーム”. https://mkawasemi.exblog.jp/23737973/, (参照 2024-01-01).
  7. . “”. , (参照 ).