クロスズメバチ Common Asian Yellowjacket
基本情報
- 和名
- クロスズメバチ
- 分類
- 節足動物門 昆虫綱 ハチ目 ハチ亜目 スズメバチ上科 スズメバチ科 スズメバチ亜科 クロスズメバチ属 (Vespula)
- 英名
- Common Asian Yellowjacket
- 学名
- Vespula flaviceps (Smith, 1870)
- 状況
- —
- 時期
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 成虫 1
写真とメモ
クロスズメバチは園内でよく見るのですが写真が撮れたのはこれがはじめてです.草地の地面の近くをエサを探しながら細かく方向転換しながら飛び回っており,静止せずにすぐ草の中に入っていってしまいます.秋で気温が下がってきて動きが遅くなってきているのでしょうか.オミナエシの枯れ葉にとまってごそごそしているところです.
クロスズメバチは日本を含む東アジアに分布する種類.ツヤの弱い黒の体色に白い紋.クロスズメバチ類には,ツヤクロスズメバチ,シダクロスズメバチなど見た目が似ている種類がいます.
クロスズメバチはスズメバチの中では攻撃性が低くて危険性は小さいと言われていますが,毒はしっかりあり,東京で巣の近くで攻撃されて刺される事故も起きています(参考3).
クロスズメバチはスズメバチ類の中でもっとも美味しいとのこと.いわゆる「地蜂」として食べる地方が多いようですが,自分は食べたことがありません.
参考
- Vespula flaviceps (Smith, 1870) in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/1311683 on 2025-11-24.
- クロスズメバチ. “東京23区内の虫 2”. http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-551.html, (参照 2025-11-24).
- 落ち葉拾い中の小学1年児童ら22人がハチに刺され搬送…体長2センチのクロスズメバチか (2025/10/23 13:01). 読売新聞オンライン. https://www.yomiuri.co.jp/national/20251023-OYT1T50114/, (参照 2025-11-24).
- 野中. 中部地方におけるクロスズメバチ食慣行とその地域差.人文地理. 1989. 41(3), 276-290.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjhg1948/41/3/41_3_276/_pdf/-char/ja.
- . “”. , (参照 ).


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