基本情報

和名
フタツメオオシロヒメシャク
分類
節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) シャクガ上科 シャクガ科 ヒメシャク亜科 Problepsis
英名
Large Eyed White
学名
Problepsis albidior matsumurai
状況

写真とメモ

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小合溜沿いの草地,2022年11月11日午前,晴れ

草地のイネ科の葉でみつけたシャクガ.白地に大きな目玉模様が目立つガです.南方系の種類でフタツメオオシロヒメシャクという種類のようです.同じProblepsis 属には似た種類がいくつかいて,ヒトツメオオシロヒメシャク,クロスジオオシロヒメシャク,ウススジオオシロヒメシャクなどと比べましたが,前翅と後翅のおおきな目玉模様や,その外側にある外横線のようすから区別できました(参考2~5).上の写真では後翅の目玉模様は形が不整で輪郭もはっきりしませんが,他の種はもっと発達していて丸形,ヒトツメオオシロヒメシャクは後翅の目玉模様の色が濃く輪郭も太く大きく広がり,クロスジオオシロヒメシャクとウススジオオシロヒメシャクの紋の輪郭は前翅の紋と同じぐらいの濃度の感じです.外横線は写真の個体では薄い黄褐色,太く不明瞭な帯ですが,クロスジオオシロヒメシャクはもっと細くはっきりした黒っぽい帯,ウススジオオシロヒメシャクでも薄いですが黒っぽくて細い帯,ヒトツメオオシロヒメシャクでは消えかかって部分的にしか見えないようです.また,ヒトツメオオシロヒメシャクの発生時期は春だけ,クロスジオオシロヒメシャクとウススジオオシロヒメシャクは春夏2回発生ですが夏の個体も8~9月までとのこと.11月にも成虫が見られるのはフタツメオオシロヒメシャクだけのようです.

フタツメオオシロヒメシャクは日本からインドまで分布する種類で,参考1によると日本では関東付近が北限のようです.日本と台湾産は別の亜種になっています(参考6).



参考

  1. Problepsis albidior Warren, 1899 in GBIF Secretariat (2022). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/5144093 on 2023-01-07.
  2. フタツメオオシロヒメシャク. “みんなで作る日本産蛾類図鑑V2”. http://www.jpmoth.org/Geometridae/Sterrhinae/Problepsis_albidior_matsumurai.html, (参照 2023-01-08).
  3. ヒトツメオオシロヒメシャク. “暁の蛾類図鑑”. http://kanon1001.web.fc2.com/data_musi/ga/K_syaku_ga/AK_hime_syaku/hitotume_ohsiro_himesyaku/hitotume_ohsiro_himesyaku.html, (参照 2023-01-08).
  4. クロスジオオシロヒメシャク. “暁の蛾類図鑑”. http://kanon1001.web.fc2.com/data_musi/ga/K_syaku_ga/AK_hime_syaku/kurosuji_ohsiro_himesyaku/kurosuji_ohsiro_himesyaku.html, (参照 2023-01-08).
  5. ウススジオオシロヒメシャク. “暁の蛾類図鑑”. http://kanon1001.web.fc2.com/data_musi/ga/K_syaku_ga/AK_hime_syaku/ususuji_ohsiro_himesyaku/ususuji_ohsiro_himesyaku.html, (参照 2023-01-08).
  6. Wikipedia contributors. Problepsis albidior. Wikipedia, The Free Encyclopedia. December 30, 2020, 16:24 UTC. Available at: https://en.wikipedia.org/wiki/Problepsis_albidior. Accessed January 7, 2023.
  7. . “”. , (参照 ).