基本情報

和名
カブラハバチ
分類
節足動物門 昆虫綱 ハチ目 ハバチ科 カブラハバチ属 (Athalia)
英名
Turnip Sawfly (Athalia rosae 種として)
学名
Athalia rosae ruficornis(東アジア亜種)
状況

写真とメモ

最新の写真

グリーンプラザ付近,2022年11月3日午前,晴れ

ソバの葉にカブラハバチ類がたくさん集まっていました.カブラハバチの他に,セグロカブラハバチニホンカブラハバチのほうがたくさんいて,この日は3種類の中でカブラハバチが一番少なかったようです.オレンジ色と黒の色合いはどれも同じですが,カブラハバチは,胸部背面の色が翅の付け根が黒でその間の小楯板が黒い特徴的なのと,足の脛節から先が縞模様なので区別できました.



グリーンプラザ周辺,2022年5月28日午前,晴れ

葉上に何頭も見つけたオレンジ色系のハバチ.腹部の明るいオレンジ色は飛ぶと目立ちますが,止まると黒っぽい翅に隠れます.止まると胸部の背面の赤みの強いオレンジ色の部分が目立ちます.胸部の後方は黒.

カブラハバチは,名前の通り,幼虫がカブを含むアブラナ科を食べる害虫として知られる種類です.英語名の Turnip もカブですね.ヨーロッパと東アジアに分布し,日本を含む東アジア産はヨーロッパ産とは別亜種となっていました.

グリーンプラザ周辺,2022年5月28日午前,晴れ

肢は脛節までは黄褐色で,跗節が黒白縞模様です.

グリーンプラザ周辺,2022年5月28日午前,晴れ



参考

  1. Athalia rosae (Linnaeus, 1758) in GBIF Secretariat (2021). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/4490913 on 2022-08-02.
  2. Athalia rosae subsp. ruficornis JakovLev, 1888 in GBIF Secretariat (2021). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/6129520 on 2022-08-02.
  3. カブラハバチ. “東京23区内の虫 2”. (参照 2022-08-02) http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-911.html.
  4. カブラハバチ類を防除する方法. “AGRI PICK”. (参照 2022-08-02) https://agripick.com/2027.
  5. Turnip sawfly. Wikipedia, The Free Encyclopedia. June 28, 2022, 23:20 UTC. Available at: https://en.wikipedia.org/wiki/Turnip_sawfly. Accessed August 2, 2022.
  6. . “”. (参照 ) .