基本情報

和名

ソバ（フツウソバ）

分類

被子植物類 真正双子葉類 ナデシコ目 タデ科 ソバ属 (Fagopyrum)

英名

Buckwheat，Common Buckwheat

学名

Fagopyrum esculentum

状況

写真とメモ

最新の写真

しばらく前から，一面のソバの花が咲き誇っていた，水べの野草園の隣の草地．ソバの花です．小さい白い花ですが，雄しべの葯がピンクで可愛らしい花です．

中央広場で以前見たことのあるソバ畑ほどは広くないですが，ここもかなり広いです．たくさんの虫が集まっています．もう咲きはじめてかなり期間が過ぎていて，だんだん白い花が減ってきました。花のシーズンが終わりかけています．

咲き終わった花がたくさん緑の実になっています．ソバの実の形は三角錐といってよいのでしょうか．

実の拡大．このあとしばらくすると，この場所のソバは完全に刈られて裸地になっていました．それでソバの「収穫」もしているのかどうかわかりませんが，毎年この場所にソバを植えているのでしょうね．秋に虫を見るのにはいい場所です．

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中央広場に白い花のソバ畑が出現していました．水元公園に月に何度かしか行かず，しかも毎回行く場所が違う自分には，突然出現！に感じますが，もちろんずっと前から種がまかれ，世話がされていたわけですよね．春の菜の花畑にも匹敵する見事な風景でした．

ソバの花には，朝からヒメアカタテハ，キゴシハナアブをはじめ，たくさんの虫が集まっていました．

以前，水べの野草園の近くでみたソバの花は花弁はピンクがかって，おしべの葯がピンクでしたが，こちらの花は花は真っ白，おしべはオレンジ色です．

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水べの野草園の隣の圃場の敷地に，白いソバの花が一面に咲いているところがありました．11月に咲いているのはソバとしては遅めの時期なのかもしれません．この写真，三角形の葉と小さな花が一緒に写っているソバらしい写真かと思ったのですがどうでしょう．ソバの花には，白色の他に，薄ピンク，赤まであるようですが，写真では，花が真っ白に見えます（が，暗い早朝だったので色は自信がありません）．

植物としてのソバは，フツウソバ（普通ソバ）とも呼ぶそうです．ソバ属には他にもダッタンソバという，ソバよりももっと寒冷地に適合した別種も含まれているそうです．

一面のソバの花なのですが，この場所，夏に来たときは何が生えていた場所だったのか… 覚えていません．そもそも，このソバは植えられているものなのでしょうか．

追記）1週間後，この場所に来てみましたら，一面に生えていたソバは綺麗サッパリ刈り取られていました．どうやら，植えられたものではなかったようです．

花の拡大です．中央部が黄色っぽく色づいて，おしべの色が淡いピンク．

葉と茎の拡大．かなり赤みの強い茎と三角形の葉．ソバはタデ科に属していますが，葉の付け根には膜状の「苞葉」が茎を囲んでいるのが，タデの仲間であることを感じさせます．

まだつぼみのたくさんついている花序．

参考

1. “ソバ”. ウィキペディア日本語版. 2020-11-23. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%90, (参照 2020-12-15).
2. ソバ．“e-yakusou.com”． http://www.e-yakusou.com/sou/sou256.htm.
3. ． “”． (参照 ) .