基本情報

和名
ヒガンバナ(マンジュシャゲ,リコリス)
分類
被子植物類 単子葉類 キジカクシ目 ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 (Lycoris)
英名
Red Spider Lily
学名
Lycoris radiata
状況

写真とメモ

最新の写真

花菖蒲園周辺,2019年12月22日午後,くもり

この場所は3ヶ月前にヒガンバナの花の大群落がきれいだった場所.周囲の芝生が弱々しい色になっている中で,ヒガンバナの青々とした葉が茂っています.ヒガンバナは花が終わってから葉が出始め,冬の間光合成をして栄養分を球根(鱗茎)に蓄えるという1年です.

花菖蒲園周辺,2019年12月22日午後,くもり

球根がたくさん集まっているものと思いますが,株の境界がわかりにくいです.ヒガンバナの葉は厚くてツヤのある深い色をしています.先端が尖っておらず,葉の中央が白くなっています.



花菖蒲園周辺,2019年9月29日午前,くもり

花菖蒲園の周辺の芝生地に,ヒガンバナの大群落ができていました.半分ぐらい花が咲いていて,残りはまだつぼみの時期.

花菖蒲園周辺,2019年9月29日午前,くもり

横から見ると真っ赤な花畑が壮観です.自分の曖昧な記憶では,10年前にはこの場所にこんな大群落はまだなかったはず.ヒガンバナは種ができないので,球根(鱗茎)で増えますが(参考3),条件がよいと自然状態で周囲に次第に広がっていくようです.



水生植物園付近,2013年9月29日朝,晴れ

園内のあちこちにあるヒガンバナの群落が満開.

水生植物園付近,2013年9月29日朝,晴れ

水生植物園のとなりの菖蒲田の周囲のあぜ道に,列をなして咲いていました.

水生植物園付近,2013年9月29日朝,晴れ

この株はまだつぼみです.

水生植物園付近,2013年9月29日朝,晴れ

こちらはちょうど咲き始めたところでしょうか.花びらやおしべ・めしべが短く,おしべも黒いです.

水生植物園付近,2013年9月29日朝,晴れ

ヒガンバナは全草が有毒だそうです(参考1).



水元大橋付近,2009年9月16日午後,晴れ

園内あちこちの土手や明るい林床に群生するヒガンバナの花が満開でした.ヒガンバナは葉がなく,花だけが夕方の日差しで赤色に輝いていて,ちょっと現実離れした感じ.それが伝わる写真が撮れないですが.

水元大橋付近,2009年9月16日午後,晴れ



参考

  1. ヒガンバナ. “薬草データベース(熊本大学 薬学部 薬草園)". https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003655.php, (参照 2023-05-07).
  2. 彼岸花 (ひがんばな). “季節の花300”. http://www.hana300.com/higanb.html, (参照 2023-05-07).
  3. ヒガンバナ. “旧植物生態研究室(波田研)のホームページ(岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科)”. http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/amarylidaceae/higanbana/higanbana.htm, (参照 2023-05-07).
  4. . “". , (参照 ).