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記念広場,2024年9月23日午前,くもり

アメリカノウゼンカズラの赤い花はまだ咲き続けていますが,今咲いている花はかなり減ってきて花の季節は終わりに近づいているようです.咲き終わった花から実になっていくので,ぶら下がっている大きな実がとても増えました.



基本情報

和名
アメリカノウゼンカズラ
分類
被子植物類 真正双子葉類 キク類 シソ目 ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属 (Campsis)
英名
Trumpet Creeper
学名
Campsis radicans (L.) Bureau
状況

写真とメモ

記念広場,2024年8月4日お昼,晴れ

真夏の公園で遠目にも目立つ,鮮やかな朱色の花をたくさんつけた低木です.花は長い筒状で,1箇所にたくさんついています.つる性の低木でアメリカノウゼンカズラという北米原産の種類でした.園芸用にヨーロッパ,アジア,南米,オーストラリアなどに導入されているようです(参考1).

記念広場,2024年8月4日お昼,晴れ

花の拡大.花の内部には黄色くて先端が2つに分かれた柱頭が見えます.その周囲に雄しべが4本あるとのこと.ガクは花びらと同じ色調です.近縁種で中国原産のノウゼンカズラという種類もありますが,そちらは花がオレンジ色でもっと大きく筒状の部分が短く,ガクが緑色です.

記念広場,2024年8月4日お昼,晴れ

花のついている近くには大きな豆のような実が重そうにぶら下がっていました.花の時期は夏から秋ですが,早く咲いたのはもう実が大きくなっているのですね.

記念広場,2024年8月4日お昼,晴れ

つぼみは花よりも薄いオレンジ色で,筒状の部分の先だけが丸くなっているものです.

記念広場,2024年8月4日お昼,晴れ

葉の様子.羽状複葉で鋸歯あり.



参考

  1. Campsis radicans (L.) Bureau in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/3172549 on 2024-08-13.
  2. アメリカノウゼンカズラ. “三河の植物観察”. https://mikawanoyasou.org/data/amerikanouzenkazura.htm, (参照 2024-08-13).
  3. . “”. , (参照 ).