基本情報

和名
キビタキ
分類
鳥綱 スズメ目 ヒタキ科 キビタキ属 (Ficedula)
英名
Narcissus Flycatcher
学名
Ficedula narcissina
状況
埼玉県レッドリスト(動物,2018) <繁殖鳥> 加須・中川低地における区分:(指定外),全県における区分:[RT] 地帯別危惧 (参考1)
千葉県レッドリスト(動物,2019):[A] 最重要保護生物 (参考2)
IUCN レッドリスト 2020-2[LC] Least Concern ver 3.1(絶滅のおそれなし), Pop. trend stable (個体数動向安定) (参考3)

写真とメモ

最新の写真

水産試験場跡地,2020年10月18日お昼,くもり

園内の林では夏鳥が見られて鳥見の人がにぎやかです.水産試験場跡地の復元池を歩いていて見つけた小鳥を写真に撮ってきました.見慣れていない自分には茶色系統のヒタキ類はその場では区別ができず,写真を見ながらキビタキのメスの可能性が高そうだと判断しました.丸くてぽってりした体型.オジロビタキも丸いですが,一回り大きくて動きもどっしりしています.解像が悪くてはっきりしませんが,のどから胸の上部にかけて背中とお腹の中間の色に見える部分に,うろこ状の模様があります.オオルリのメスではのどの部分が顔などと同じ一様な色で,体型がもっと細いようです(参考4).



小合溜(涼亭付近),2014年10月12日朝,くもり

まだ薄暗い,日の出の頃.小合溜沿いの木立ちにキビタキのオスを発見.暗い中にも黄色い姿が目立ちました.このあたりは駐車場にも近く,昼間はいちばん人の多い場所なので,昼にキビタキがここまで来るのはありえないのですが.この時間帯はウォーキングの人,自転車の人,犬の散歩の人がたまに通り過ぎるぐらいです.

小合溜(涼亭付近),2014年10月12日朝,くもり

近い枝に止まっているのですが,さすがに暗くて,撮影条件としては厳しいところ.



園内の林,2014年9月21日朝,晴れ

春や秋に園内で見られる夏鳥の代表格のキビタキ.黒い背中と黄色いのどのコントラストが鮮やかなオス.キビタキはこれまで何度か観察する機会はあったのですが,写真を撮れたのはこれが初めて.狭い場所を何度も飛び回っていったり来たりしていたので狙いやすかったのですが,林内の遠くの木陰の枝なので,自分のデジカメではこれが限界かと思います.「水元公園 キビタキ」で検索すると,園内で撮影されたはるかにきれいな写真がたくさん見つかります.

園内の林,2014年9月21日朝,晴れ

このときの写真は朝の7時ごろ,自分のいつも歩く林縁での撮影.この時間帯だとほとんど人がいないので,カメラマンが集まっている場所を探すのではなく,めずらしい鳥を自分で探せます.近所の住人の特権だと思っています.

園内の林,2014年9月21日朝,晴れ

下から見上げた鮮やかな黄色.



参考

  1. 希少野生生物(レッドデータブック・・・). “埼玉県”. https://www.pref.saitama.lg.jp/a0508/red/.
  2. 絶滅危惧種の保護に向けて. “千葉県 環境生活部 自然保護課 生物多様性センター”. http://www.bdcchiba.jp/endangered/endang_index.html.
  3. BirdLife International. 2017. Ficedula narcissina (amended version of 2016 assessment). The IUCN Red List of Threatened Species 2017: e.T103769227A111166648. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2017-1.RLTS.T103769227A111166648.en. Downloaded on 12 November 2020.
  4. キビタキ雌とオオルリ雌の比較. “まみきびのブログ”. (参照 2020-11-14) https://plaza.rakuten.co.jp/mamikibi/diary/201909290001/.
  5. . “”. (参照 ) .