写真とメモ

中川土手,2024年10月14日夕方,晴れ

日没後しばらくの間,西の空に見える金星の近くに,彗星が見えるとのことで観察してみました.紫金山・アトラス彗星は,中国の紫金山天文台で最初に発見され,その後,国際プロジェクトのATLASのシステムでも発見された彗星とのこと(参考1).彗星の名前は発見者の名前がつけられると思っていましたが,今は発見者個人ではなく,天文台や観測システムの名前がつくのですね.高性能の望遠鏡で業務として観察しているからだと思います.

かろうじて写真に写ってくれた彗星は,上方向に尾のようなものがちょこっと見えます.東京の下町の空では,肉眼だと金星しか見えないのですが,普段使っている双眼鏡では彗星を観察でき,同じく普段使っているコンデジ(10年前の発売)でも何とか撮影できました.このカメラの感度は最大ISO 3200というカタログスペックです.ということは,もっと性能のよい現在のカメラや,東京よりも暗い空の地域ではもっとクリアに撮影できると思います.あと2週間ほど観察できるとのこと.



参考

  1. (解説)紫金山・アトラス彗星の観察チャンス(2024年10月). “国立天文台”. https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/10-topics05.html, (参照 2024-10-14).
  2. . “”. , (参照 ).