基本情報

和名
トホシテントウ
分類
節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 テントウムシ科 Epilachna
英名
Ten-spotted Lady Beetle
学名
Epilachna admirabilis
状況

写真とメモ

最新の写真

水産試験場跡地,2022年8月21日午後,くもり

林縁のタンキリマメの葉上にいたトホシテントウ.トホシテントウはタンキリマメではなく,カラスウリなどのウリ科を食べる種類とのことですが,このあたりの林ではカラスウリやキカラスウリをよく見ます.

トホシテントウは園内で何回か見たことがあるのですが,今回見た個体は以前のものよりも黒い斑紋が大きくて,斑紋どうしがくっついています.図鑑を持っていないので検索してみましたが,この個体と同じように斑紋がくっついている写真はなかなかみつかりません.やっと見つけた記事が参考3です.どうやらトホシテントウの斑紋の大きさは雌雄差の可能性がありそうです.メスは斑紋が大きくなって互いにくっつく傾向があるのではとのことです.

水産試験場跡地,2022年8月21日午後,くもり

横から撮ったところ.トホシテントウは背中が山型に盛り上がって特徴的な立体的な体です.



小合溜沿いの草地,2019年5月26日朝,晴れ

木に巻き付いたツル草の葉にいたトホシテントウ.他のテントウムシの鞘翅にはツヤがあるのに対して,トホシテントウには微毛が生えているためにツヤがなくてザラザラした感じなのがわかる写真になりました.右奥にいるのはクロウリハムシ



園内の林,2017年9月3日朝,晴れ

カラスウリの葉上で見つけたテントウムシです.体は丸く,背中が膨らんでいて,大きな黒い星が10個.トホシテントウは,成虫も幼虫もカラスウリ類を食べる種類とのこと.ナナホシテントウなどと印象が異なるのは,よく見ると鞘翅の表面がツヤツヤしておらず,毛が生えているのが原因かもしれません.



参考

  1. トホシテントウ. “福光村昆虫記”. (参照 2022-11-06) http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/syu_k/Tohoshitento_.html.
  2. トホシテントウ(Epilachna admirabilis). “成城の動植物”. (参照 2022-11-06) http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/epilachna-admir.html.
  3. トホシテントウ-3,4,5,6,7. “鎮(チン)さんの自然観察記~写真録~”. (参照 2022-11-06) http://tanatyan.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-eb06.html.
  4. . “”. (参照 ) .