カラムシ Ramie
基本情報
- 和名
- カラムシ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 バラ類 バラ目 イラクサ科 カラムシ属
- 英名
- Ramie, China-grass
- 学名
- Boehmeria nivea, syn. Boehmeria nivea var. nipononivea
- 状況
写真とメモ
園の片隅の草地で、カラムシが生えているのをみつけました。
カラムシは、原産が日本や中国から、東南アジア、インドまでの一帯ですが、現在は中米やアフリカなどに移入されています。侵略的外来種という扱いにはなっていないようです。繊維を取るのに紀元前何千年前から利用されてきた歴史のある草だそうですが、カラムシでロープを作るとか、カラムシから繊維をとるなどの記事をみつけることができました(参考2,3)。夏休みの宿題にぴったり? 日本産のものを変種として扱うこともあるようで、その場合は原名亜種(基亜種)をナンバンカラムシと呼びますが、国際的なデータベースではカラムシの変種名はシノニム扱いになっていました。
この株はかなり大きく育っていて、高さは2mほど、直径は4m以上に広がっています。
葉の分かれる付け根のところに、つぼみのついた花序がびっしりついているのが見えます。開花は8~9月で、雄花と雌花があるとのことですが(参考4)、これから咲かないと雄花と雌花は区別できなそう。
深緑色の大きな葉は、風が吹くと裏返って白い葉裏が見えます。
参考
- カラムシ (2018年5月5日 16:10 UTC)-『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%B7
- 身の回りの植物から繊維を取ろう - 『徳島県立博物館 植物担当学芸員 小川 誠』 http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/ogawa/karamushi/index.php
- <夏休み大作戦>そのへんの草「カラムシ」でロープを作れる男になる! - 『Akimama ─ アウトドアカルチャーのニュースサイト』 https://www.a-kimama.com/outdoor/2016/08/52647/
- カラムシ - 『松江の花図鑑』 https://matsue-hana.com/hana/karamusi.html
- - 『』
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