基本情報

和名
ヌマトラノオ
分類
被子植物類 真正双子葉類 キク類 ツツジ目 サクラソウ科 オカトラノオ属 (Lysimachia)
英名
Fortune Loosestrife
学名
Lysimachia fortunei
状況
東京都レッドリスト(本土部)2020年見直し版 東京都区部における区分:[VU] 絶滅危惧 II 類,東京都本土部全体における区分:[VU] 絶滅危惧 II 類 (参考1)
埼玉県レッドデータブック2011 植物編 [NT] 準絶滅危惧 加須・中川低地における分布状況:○ (参考2)

写真とメモ

最新の写真

水べの野草園,2018年6月24日午後,くもり

水べの野草園でヌマトラノオがちょうど咲き始める時期でした.花序が直立するヌマトラノオ.花がより多くて花序が垂れるオカトラノオと違っています.

水べの野草園,2018年6月24日午後,くもり

花の拡大をしてみました.花びらは根本でつながった5枚で,花びらの周囲全体が細く内側にカールしています.雄しべは5本.中央に雌しべが1本あるように見えます.雌しべは途中が赤いです.クロヤマアリの大きさのアリがたくさん来ていました.



水辺の野草園,2013年7月7日朝,晴れ

ヌマトラノオの学名,英名の Fortune は「運命の~」かと思って,ドラマチックな名前の付けられた種類なのかと思っていたら,フォーチュンさんという研究者の名前にちなんで付けられたようです(参考3).

水辺の野草園,2013年7月7日朝,晴れ

水辺の野草園にある「ヌマトラノオ自生地」という看板のところ.花の季節以外に見るとただ草が生い茂っているだけなので,地味なコーナーですが,満開のヌマトラノオを前にすると壮観ですね.ヌマトラノオの隣には,ハンゲショウも咲いています.


水辺の野草園,2013年6月30日朝,くもり


水辺の野草園,2013年6月30日朝,くもり

水辺の野草園,2013年6月30日朝,くもり



参考

  1. レッドリスト・レッドデータブック・植生図. “東京都環境局”. https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/.
  2. 埼玉県レッドデータブックについて. “埼玉県生物多様性センター”. https://saitama-biodiversity-center-cessgis.hub.arcgis.com/pages/saitamardb.
  3. オカトラノオ属(Lysimachia). “山や野に咲く花の写真集(山と花と仕事隊)”. https://akasabinohimajin.web.fc2.com/souhon/s-familyonjun/onjun-sa/sakurasoufamilies/okatoranoogenesis.html, (参照 2024-01-03).
  4. . “”. , (参照 ).