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園内の街灯の下,2024年7月13日夜,くもり

街灯の下の地面を歩き回っていたオオモンシロナガカメムシの成虫.種の和名にはヒョウタンの名前がついていませんがヒョウタンナガカメムシ科の昆虫です.前胸背の形が途中で凹んでいるのがヒョウタンナガカメムシ類の特徴なのかと思いますが,その特徴はこの虫にもしっかり見られています.

園内の街灯の下,2024年7月13日夜,くもり

街灯の下でエサを探しているのでしょうか.忙しく歩き回っていました.



基本情報

和名
オオモンシロナガカメムシ
分類
節足動物門 昆虫綱 カメムシ目 カメムシ亜目 ヒョウタンナガカメムシ科 Metochus
英名
(in Jpn.) Oo-monshiro-naga-kamemushi; A Species of Dirt-colored Seed Bugs
学名
Metochus abbreviatus Scott, 1874
状況

写真とメモ

植生保存林,2023年8月11日朝,くもり

フェンスで囲まれた植生保存林の周辺の地面を見て回っていたら,小さなカメムシが歩き回っていました.翅に黒い丸い紋があるところがオオホシカメムシヒメホシカメムシに似ていますが,それよりももうちょっと小ぶりで赤い色がなく,白い紋が目立つぐらい.地面を歩き回るスピードがなかなか速く,たくさんいるのになかなか写真が撮れず.帰って調べたら,普通種のオオモンシロナガカメムシとのこと.日本以外に東アジアに分布しています(参考1).分類はヒョウタンナガカメムシ科という別のグループの種類でした.

植生保存林,2023年8月12日夜,くもり

翌日の夜,同じあたりをライトで照らしていると発見.このとき見つけた虫はちょっと様子が違っていて,白い紋がなく,かわりに黒い紋が十字形に広がっています.同じオオモンシロナガカメムシの幼虫でした.



参考

  1. GBIF Secretariat: GBIF Backbone Taxonomy. https://doi.org/10.15468/39omei Accessed via https://www.gbif.org/species/6130465 on 2023-08-13.
  2. オオモンシロナガカメムシ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_oomonsironaga.htm, (参照 2023-08-13).
  3. . “”. , (参照 ).