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水辺の野草園,2024年8月11日朝,晴れ

アオメアブの前からの写真が撮れました.顔には灰褐色の毛がもさもさ生えていてそこから太くて黒い口吻が見えます.複眼は緑色とオレンジ色に光り,脚は腿節と跗節が黒,脛節がオレンジ色.

水辺の野草園,2024年8月11日朝,晴れ

腹部の形からメスのようです.色がきれいで好きな虫ですが,個体数があまり多くないのか園内ではなかなか見つからず,静かに止まっているところしか見れません.



基本情報

和名
アオメアブ(アオメムシヒキ)
分類
節足動物門 昆虫綱 ハエ目 ムシヒキアブ科 アオメアブ属 (Cophinopoda)
英名
Chinese King Robber Fly
学名
Cophinopoda chinensis (Fabricius, 1794)
状況

写真とメモ

小合溜沿いの草地,2022年6月19日朝,晴れ

朝露のススキに止まっているアオメアブ.腹端が外部生殖器でふくらんでいるオス.目が緑に光り,体はオレンジ色のきれいな大型のムシヒキアブで,アジアの日本からインド,スリランカまで分布します.トンボやバッタなどを捕まえた写真がネット上でみつかります.ぜひ見てみたいですが,園内では草に止まって静止しているところしかみつけたことがありません.

小合溜沿いの草地,2022年6月19日朝,晴れ

胸部の背面や翅が暗い色なのと,足も黒い腿節しか見えませんので,背面から見るとかなり地味ですね.



ごんぱち池方面,2013年7月14日朝,晴れ

ごんぱち池方面の池の近くで.アオメアブは,他のムシヒキアブ類(シオヤアブマガリケムシヒキなど)が黒っぽい剛毛が生えた,毛むくじゃらな印象なのに比べて,眼や体,脚などが見事な色と鮮やかさです.これは腹部が膨らんだ感じなのでメスだと思います.

ごんぱち池方面,2013年7月14日朝,晴れ



参考

  1. Cophinopoda chinensis (Fabricius, 1794) in GBIF Secretariat (2021). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/1663074 on 2022-08-22.
  2. アオメアブ. “東京23区内の虫 2”. http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-747.html, (参照 2024-08-18).
  3. . “”. , (参照 ).