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小合溜沿いの草地,2023年7月30日お昼,晴れ

シオカラトンボの未成熟オス.白い粉を吹いていない体色は,メスに似て黒と黄色系ですが,メスほど褐色が強くなく,ごく薄い黄色です.腹部の曲線と腹端の突起はオスです.



基本情報

和名
シオカラトンボ
分類
節足動物門 昆虫綱 トンボ目 トンボ科 シオカラトンボ属 (Orthetrum)
英名
White-tailed Skimmer
学名
Orthetrum albistylum speciosum
状況
IUCN レッドリスト 2022-2[LC] Least Concern ver 3.1 (絶滅のおそれなし), Pop. trend unknown (個体数動向 不明) (参考1)※ ただし,Orthetrum albistylum として

写真とメモ

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ごんぱち池方面,2022年8月21日午後,くもり

水辺に止まって交尾中のペアを発見.オスの眼の青みが強く,体も胸部までブルーグレーになっている成熟オスと,メスも腹部の下面が真っ白に粉を吹いているこちらも成熟個体に見えます.



圃場,2019年6月9日午後,くもり

林縁の枝に止まっていたシオカラトンボは,腹部の先端の形からメスですが,体色が明るく,眼も淡い色なので,羽化して間もない個体だと思います.体の黒い部分がまだあまり黒くなっていません.



水産試験場跡地,2018年7月22日午前,晴れ

水産試験場跡地の復元池で.シオカラトンボの交尾を初撮影.オスもメスも成熟した体色をしています.眼の色も青味がかっていい色に.



メス,園内の草地,2014年8月3日朝,晴れ

シオカラトンボのメス,通称ムギワラトンボです.メスだけでなく,未熟なオスもこのような色彩ですが,腹部の先端に1対ある突起が左右が離れているのはメス.オスはこの突起がごく近接しています.シオカラトンボは,コシアキトンボとともに,公園内でもっとも多い種類です.



オス,園内の草地,2013年7月14日朝,晴れ

まだ未成熟な,弱く粉をふいた感じのオス.目もまだ薄いグレー.シオカラトンボはコフキトンボと色合いは似ていますが,シオカラトンボのほうが腹部が長くて平たく,先に行くと少し太くなる感じが強い点でかなり雰囲気が違います.オオシオカラトンボとは,目の色,粉をふいた部分の色調,腹部の太さと腹部の先の黒い部分の様子などが違います.



オス,江戸川河川敷,2012年9月22日午後,くもり

成熟したオス.もう9月なので,夏を越してかなり翅がくたびれてますが,全身が白くなり,目が印象的に青くなっています.

メス,園内の草地,2012年5月5日午前,晴れ,撮影Y

シオカラトンボのメス,ムギワラトンボの体色は日の当たった草地の色合いによく似た保護色になっていて,背景に溶けこんでしまいます.オオシオカラトンボのメスとも色調が似ていますが,シオカラトンボのほうが目立ちません.

オス,園内の草地,2012年7月15日夕方,晴れ

もうかなり成熟してきたオス.



参考

  1. Clausnitzer, V. 2009. Orthetrum albistylum. The IUCN Red List of Threatened Species 2009: e.T158689A5254918. http://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2009-2.RLTS.T158689A5254918.en. Downloaded on 23 July 2019.
  2. . “”. , (参照 ).