ホシハラビロヘリカメムシ Hoshi-harabiro-herikamemushi Coreid Bug
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草地のクズにいたホシハラビロヘリカメムシ.園内の最普通種と思っていましたが,個体数が多いわけではなさそうで,どちらかというと発生時期がダラダラと続くために目につきやすいということなのかなと思います.
基本情報
- 和名
- ホシハラビロヘリカメムシ
- 分類
- 節足動物門 昆虫綱 カメムシ目 カメムシ亜目 ヘリカメムシ科 ヘリカメムシ亜科 ハラビロヘリカメムシ族 ハラビロヘリカメムシ属 (Homoeocerus) Tliponius 亜属
- 英名
- (in Jpn.) Hoshi-harabiro-herikamemushi; A Species of Coreid Bug
- 学名
- Homoeocerus (Tliponius) unipunctatus (Thunberg, 1783)
- 状況
- —
- 時期
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 成虫 3 1 2 2 1 1
写真とメモ
ホシハラビロヘリカメムシの背面の「星」がはっきりして,それ以外の部分も小さな黒点が並んでいて,色が濃い個体です.
ホシハラビロヘリカメムシは,ヘリカメムシ類の中で,園内でもっとも普通種だと思いますが,撮影したくなる虫.
クズの葉上で交尾中のホシハラビロヘリカメムシのペア.オスメスはよく似ていますが,一緒に見ると区別できます.上がメスで,下がオス.上のメスは,腹部の幅が広くてヘリの模様の見える部分がより張り出しています.
園内でみつけるカメムシ類では最普通種であることが判明してきたこの種類ですが,春~初夏に撮った写真がなかったのと,背中の正面からの写真がなかったので追加します.この個体は1対の「星」があまり濃くないですね.
草地のクズの葉でみつけたカメムシ.背面に黒い点が1対あるのが特徴ですが,これまで撮った写真よりもこの黒点がはっきり見えているようです.マメ科の牧草の害虫で,日本では本州以南に分布,日本以外では中国,朝鮮,台湾,インドシナ半島まで.
前回撮影したのと同じ場所,半月後の撮影です.このクズの群落にたくさん住んでいるのでしょう.
この個体は,触角がかなり黒っぽいのが前回撮影した個体と違うところ.雌雄や時期の違いなのか,そういう別タイプがいるのか.今後,さらに数が増えればわかるかもしれません.
背面に1対の黒い星のある普通種.中央広場のクズの葉の上に見つけました.クズなどのマメ科につく種類とのこと.
腹部の下面横に並ぶ気門が見えています.
その他の観察記録(写真未掲載)
- 2025年5月18日午前,くもり,小合溜沿いの草地.
- 2024年8月4日お昼,晴れ,記念広場.
- 2022年5月15日午前,くもり,園内の水辺.
参考
- Homoeocerus unipunctatus (Thunberg, 1783) in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/5733245 on 2024-08-12.
- ホシハラビロヘリカメムシ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_heri_hosiharabiro.htm, (参照 2023-05-28).
- ホシハラビロヘリカメムシ. “昆虫エクスプローラ”. http://www.insects.jp/kon-kamehosiharabiro.htm, (参照 2023-05-28).
- . “”. , (参照 ).
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