基本情報

和名
キンミズヒキ
分類
被子植物類 真正双子葉類 バラ類 バラ目 バラ科 キンミズヒキ属 (Agrimonia)
英名
Hairy Agrimony (種として),Japanese Agrimonia (日本産亜種として)
学名
Agrimonia pilosa (syn. Agrimonia pilosa var. japonica, Agrimonia pilosa var. viscidula)
状況
IUCN レッドリスト 2021-2[LC] Least Concern ver 3.1(絶滅のおそれなし), Pop. trend unknown (個体数動向 不明) (参考1, 種として)

写真とメモ

グリーンプラザ裏,2021年8月29日午前,晴れ

道端に黄色い花が連なった草がありました.花びらと雄しべが主張している花がずらっと並んでいて綺麗です.名前はキンミズヒキですが,ミズヒキとは違って,1つ1つの花が目立ちます.ミズヒキはタデ科ですが,こちらはバラ科で全く別のグループの植物です.

キンミズヒキは,東ヨーロッパから日本に分布している種類で,日本産を亜種とすることもあるようですが,国際的なデータベースではこの亜種はシノニム扱いでしたので,種名のみとしておきます.

グリーンプラザ裏,2021年8月29日午前,晴れ

目立ったのは,咲き終わって花びらがとれた花が緑色の棘のびっしり生えたカップ状になっていることです.この実が熟すと,いわゆる「引っ付きムシ」(つまり洋服とか動物の体について来る)になるようです.

グリーンプラザ裏,2021年8月29日午前,晴れ

ひょろっとした花茎が株からたくさん伸びています.

グリーンプラザ裏,2021年8月29日午前,晴れ

葉はちょっといちごの葉に似た感じでしょうか.小葉に分かれていて,鋸歯があって葉脈の目立つ葉です.



参考

  1. Rasomavicius, V. 2011. Agrimonia pilosa. The IUCN Red List of Threatened Species 2011: e.T161919A5513655. Downloaded from https://www.iucnredlist.org/species/161919/5513655 on 21 November 2021.
  2. “キンミズヒキ”. ウィキペディア日本語版. 2021-09-07. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%92%E3%82%AD, (参照 2021-11-21).
  3. キンミズヒキ. “三河の植物観察”. (参照 2021-11-21) https://mikawanoyasou.org/data/kinmizuhiki.htm.
  4. キンミズヒキ. “松江の花図鑑”. (参照 2021-11-21) https://matsue-hana.com/hana/kinmizuhiki.html.
  5. . “”. (参照 ) .