ミズヒキ Loose-spike Smartweed
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林内の道端で,赤い花が点々と付いているミズヒキの花穂が伸びていて,開いている花は内側の白い部分が見えるので木漏れ日を浴びて光って見えます.
ちょうど咲いている花が多い時期のようでした.
花穂の根本のほうから半分ぐらいが花が開いています.
基本情報
- 和名
- ミズヒキ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 ナデシコ目 タデ科 タデ亜科 イヌタデ連 イヌタデ属 (Persicaria)
- 英名
- Loose-spike Smartweed, Jumpseed
- 学名
- Persicaria filiformis (Thunb.) Nakai
syn. Persicaria virginiana var. filiformis (Thunb.) J.M.H.Shaw - 状況
- —
- 時期
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 花 2
写真とメモ
ミズヒキの葉にきれいなV字の斑紋が見えるのを見つけたので撮影してきました.ミズヒキは葉の中央部付近に斑紋が見えることがあるのですが,以前撮った写真では葉の斑紋がありませんでした.参考1,2によると,斑紋はある場合とない場合があるとのこと.ミズヒキはイヌタデ属に分類されていて,他のタデの仲間でも斑紋がある種類がありますが,こんなにきれいな模様が出るのはミズヒキだけですよね(ハルタデ,イヌタデ).
長い茎にピンクの小さな花を点々とつけるミズヒキの花をみつけました.写真を撮って拡大すると,1つ1つの花の外側がピンクで内側が白いのに気づきました.きれいな色合いです.
ミズヒキの学名は Persicaria filiformis といって,これは日本を含むアジアに自生する種類のようなのですが,北米には Persicaria virginiana という近縁種が分布します.ミズヒキが北米産の種類の亜種として扱われている場合もあるようです.また,これらの仲間からヨーロッパで園芸種が作られていて,それを含めて Jumpseed と呼ぶようです.園芸種になっているのがアジアの種類なのか,北米の種類なのかよくわかりませんでした.
もっと遠くから撮影したところ。肉眼で見るとこんな感じで,どちらかというと地味です。
ミズヒキの葉。ドクダミの葉も写っていますが,白い矢印をつけたのがミズヒキの葉です。
参考
- ミズヒキ. “松江の花図鑑”. https://matsue-hana.com/hana/mizuhiki.html, (参照 2025-11-02).
- ミズヒキ. “三河の植物観察”. https://mikawanoyasou.org/data/mizuhiki.htm, (参照 2025-11-02).
- . “”. , (参照 ).








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