基本情報

和名
ヤマシロオニグモ
分類
節足動物門 クモ綱 クモ目 コガネグモ科 ヒメオニグモ属
英名
(in Jpn.) Yamashiro-onigumo; a Species of Orb-weaving Spiders
学名
Neoscona scylla
状況

写真とメモ

園内の街灯の下、2018年6月2日夜、くもり

久々に大型のクモの種類を追加できました。ヤマシロオニグモという種類で、オニグモとは別の属に分類されていますが、外見的にオニグモによく似たグループのクモ。この個体はメスですが体のサイズは2cmもないぐらいです。でも体も足も太くて剛毛が生えていて、恐ろしげな雰囲気の、堂々としたクモです。写真をクリックして拡大して見ていただくと、腹部にライオンの子どもの顔が浮かび上がっています(ということを指摘したブログを見つけ、なるほど確かに!と思ったのですが、その後、そのブログに再びたどり着けなくなったのでURLを紹介できず…)。

普通種で、日本の他、中国、朝鮮、ロシアに分布するそうです。体の模様に変異が大きく、特に模様のパターンが大きく違うタイプには、通称セジロ(背白)型やアトグロ(後黒)型と呼ばれるものもあります(参考1)。模様の違いが成長時の条件によって変わるのか、遺伝的な多型なのかわかりませんが、水元公園でも出会えるかもしれません。


参考

  1. ヤマシロオニグモ - 『虫navi』 https://mushinavi.com/navi-insect/data-kumo_oni_yamasiro.htm
  2. ヤマシロオニグモ - 『昆虫エクスプローラ』 http://www.insects.jp/kon-kumoyamasirooni.htm
  3. ヤマシロオニグモ (2015年12月10日 09:38 UTC)-『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%B0%E3%83%A2
  4. - 『』