基本情報

和名
ウキヤガラ
分類
被子植物類 単子葉類 ツユクサ類 イネ目 カヤツリグサ科 ウキヤガラ属 (Bolboschoenus)
英名
River Bulrush
学名
Bolboschoenus yagara, syn. Bolboschoenus fluviatilis yagara
状況
東京都レッドリスト(本土部)2020年見直し版 東京都区部における区分:[NT] 準絶滅危惧,東京都本土部全体における区分:[VU] 絶滅危惧 II 類 (参考1)
IUCN レッドリスト 2023-1[LC] Least Concern ver 3.1(絶滅のおそれなし), Pop. trend stable (個体数動向 安定) (参考2)

写真とメモ

最新の写真

小合溜,2018年5月20日朝,晴れ

小合溜沿いの道端に生えるヨシもすっかり伸びて,もう大人の背丈以上に茂っています.その中で,カヤツリグサっぽい花が見えました.高さ1.5m以上のところにあり,ヨシの勢いに負けていません.花は見たことがあるウキヤガラに似ていましたが,以前この場所の近くでみたウキヤガラとはいろいろと雰囲気が違ってました.まず,背はこんなに高くありませんでしたし,花の部分もこんなにダイナミックに広がっていませんでした.調べてみると,ウキヤガラの高さは150cmぐらいにまでなるとありました(参考3).最初に花が咲き始めたときは低い草丈がその後,ぐんぐん伸びるのだと思います.

小合溜,2018年5月20日朝,晴れ

花の拡大.花そのものも以前撮影したときとはかなり違いますね.ウキヤガラの花はまず雌性期と呼ばれる時期になり,めしべの柱頭が長く伸びます.それが以前撮影した時期.今回のは,その後に続く雄性期で,黄色く目立っているのは雄しべの葯が伸びている状態とのこと.花のつく枝,花序枝という部分もこの間にぐんぐん伸びていきます.



小合溜沿いのヨシ原,2014年4月29日朝,くもり

小合溜の隣のヨシ原に生えていたカヤツリグサ類,花が咲いていました.ウキヤガラという種類で千葉県のレッドリストにも登録されています.花のすぐ下から横方向に長い葉が伸びていますが,これは葉ではなく苞というそうです.この時期は花の咲き始めでめしべが見えている雌性期.このあとおしべが出てくる雄性期になるとのこと.

小合溜沿いのヨシ原,2014年4月29日朝,くもり

この場所には小合溜から水を汲み上げるポンプがついていて,水が張られていることが多いところです.ウキヤガラは水中に生えることが多い植物とのことなのでなるほどです.ただ,ここは夏になると背の高いヨシに完全に覆われます.ヨシが成長してきたらウキヤガラに日が当たらなくなりそうです.冬には,枯れたヨシが広い範囲で刈られ,その後にヨシ原の周辺に伸びていましたので,ヨシとは季節をずらして同じ場所を分けあっているのでしょうか.

小合溜沿いのヨシ原,2014年4月29日朝,くもり



参考

  1. レッドリスト・レッドデータブック・植生図. “東京都環境局”. https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/.
  2. Lansdown, R.V. 2011. Bolboschoenus yagara (Europe assessment). The IUCN Red List of Threatened Species 2011: e.T168678A6526452. Accessed https://www.iucnredlist.org/species/168678/6526452 on 01 January 2024.
  3. ウキヤガラ. “西宮の湿性・水生植物”. http://plants.minibird.jp/hydrophytes/plants/chuusui/a_gyou/ukiYagara/ukiYagara.html, (参照 2024-01-01).
  4. . “”. , (参照 ).