ハルタデ Redshank
基本情報
- 和名
- ハルタデ(ハチノジタデ)
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 ナデシコ目 タデ科 イヌタデ属
- 英名
- Redshank, Spotted Lady's Thumb, Jesusplant
- 学名
- Persicaria maculosa (syn. Polygonum persicaria)
- 状況
- IUCN レッドリスト 2013.1:[LC] Least Concern ver 3.1(絶滅のおそれなし), Pop. trend unknown (個体数動向 不明) (参考1)
写真とメモ
中央広場にタデが目立ったので写真を撮ろうと思い、株が一番大きくて花が立派なのを選んでみました。帰って調べてみたら、写真を撮ってきたのだけ他のと違う種類だったようです。この花穂が大きくて密度感があり見事なのは、ハルタデという種類で、まわりにあったもっと背が低く、花穂も小さめのほうはイヌタデでした。おそらくタデ類でいちばんよく見る種類はイヌタデだと思います。これはそれよりもかなり背が高い印象でした。
タデ類は長い期間花が咲くようですが、早い時期よりも秋のほうが花穂が大きいとのこと。その秋の大きな花穂のアップです。つぼみがピンクですが、下の方に白い花がいくつか咲いています。
この写真が、ハルタデの特徴を表しているようです。参考4,5によると、タデ類では葉や茎の節のところにある「薄皮」(苞葉というそうです)が、区別点とのこと。苞葉のふちから生えている毛を比べると、イヌタデは苞葉そのものと同じぐらいの長い毛が生えるのに対し、ハルタデは1,2mm程度の柔らかそうな毛が縁から生えるとのこと。この写真でも短く白っぽい毛があるのが見えます。また、葉の中央付近に黒っぽいはっきりした斑が出るのもハルタデの特徴です(イヌタデはまれに出ることもある)。
参考
- Persicaria maculosa (Redshank) - 『The IUCN Red List of Threatened Species』 http://www.iucnredlist.org/details/175559/0
- ハルタデ - 『松江の花図鑑』 http://matsue-hana.com/hana/harutade.html
- ハルタデ - 『三河の野草』 http://mikawanoyasou.org/data/harutade.htm
- イヌタデに似た仲間 - 『松江の花図鑑』 http://matsue-hana.com/yasou/kubetu/tade.html
- タデの仲間 - 『花の家』 http://www.azami.sakura.ne.jp/yasou/zoku/tade.htm
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