イヌタデ Oriental Lady's Thumb
基本情報
- 和名
- イヌタデ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 ナデシコ目 タデ科 イヌタデ属
- 英名
- Oriental Lady's Thumb, Asiatic Smartweed, Bristled Knotweed
- 学名
- Persicaria longiseta
- 状況
写真とメモ
水元公園でもいちばんたくさん生えているタデ類はイヌタデ。花はあまり大きくありませんが、たくさん集まって花序を作っています。長い毛が生えているのが目立ちます。花を集めて「赤マンマ」としてママゴトに使うという解説を見ます。
イヌタデの群落。タデ類はじっと見ないと(見ても)他の種類との違いがわかりにくいのがいくつもあります。ここに掲載しようとして区別点を調べてみて、実は何種類も見ているのに気づきました。中央広場には、イヌタデの他にハルタデ(イヌタデよりも背が高く、花穂をつくっている花の数がもっと多い)も生えていて、そちらはちょっと離れた場所に群落を作っていました。
タデ類では葉や茎の節のところにある「薄皮」(苞葉というそうです)が区別点とのことですが(参考1,2)、この苞葉が筒状で、ふちから生えている毛が、苞葉そのものと同じぐらい長いのがイヌタデ。ハナタデ、サクラタデなどもこのタイプで、他には毛がごく短いタイプ、毛のないタイプなどがあるようです。
イヌタデの葉。幅は広めでゆるやかに先細り。中央に小さな、かすかに黒っぽい斑がありました。
参考
- イヌタデに似た仲間 - 『松江の花図鑑』 http://matsue-hana.com/yasou/kubetu/tade.html
- タデの仲間 - 『花の家』 http://www.azami.sakura.ne.jp/yasou/zoku/tade.htm
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