基本情報

和名
アオスジアゲハ
分類
節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (チョウ類) アゲハチョウ上科 アゲハチョウ科 アオスジアゲハ属 (Graphium)
英名
Common Bluebottle, Blue Triangle
学名
Graphium sarpedon
状況

写真とメモ

最新の写真

水辺の野草園,2022年10月9日午前,くもり

水辺の野草園の植え込みにちょうど午前の太陽の光が差していて,アオスジアゲハが日向ぼっこをしに来たところ.気温が下がってきて活動的ではなく,ゆっくりふわふわ飛んできました.透き通った水色の帯がきれい.水色の帯の幅が狭いので夏型っぽい個体でしょうか.

このチョウ,後翅がちょっと欠けていますが,チョウの翅が傷つくのはたいてい後翅なのはなぜでしょうか.鳥などに後ろから攻撃されると後翅だけがやられて逃げ延びられることが多い?それとも前翅がやられると飛べなくなるので前翅が傷ついたチョウは見られない?



水生植物園付近,2021年4月18日午前,晴れ

ハルジオンに来ていた春型のアオスジアゲハ.青い帯が太くて鮮やかです.鳥にやられたのか後翅が左右対称に欠けていますが,前翅の鱗粉はきれいに残っているのがわかり,羽化からあまり経過していないのではないかと思います.



園内の林,2017年9月18日朝,晴れ

雨の止んだ朝の林内の小道で.吸水に来たアオスジアゲハ.

園内の林,2017年9月18日朝,晴れ

なぜか林縁の石の上に幼虫を発見.大きさは終齢幼虫に見えます.弱っているのか死にかけているのか動いていませんでした.幼虫はクスノキなどの葉を食べますが,木から落ちたか,蛹化場所を探して移動しているうちに弱ってしまったのでしょうか.



水辺の野草園,2015年10月12日朝,晴れ

アオスジアゲハが翅を広げて日向ぼっこをしていました.秋も深くなってきて気温が低い朝は動きが虫も鈍いので,近くから写真が撮れました.翅はまだきれいに見えますが,後翅のうしろのほうが一部欠けていますね.



ごんぱち池方面,2013年8月25日午前,くもり

朝からくもり,小雨がちで気温も上がらず,過ごしやすい夏の日でしたが,林縁のヤブカラシの花にはたくさんの虫が来ていました.一番目立つお客さんがアオスジアゲハです.何頭も蜜を吸っていました.


小合溜沿いの林縁,2013年7月7日朝,晴れ

アオスジアゲハの夏型が羽化したようで,フレッシュなアオスジアゲハがたくさん飛び回っています.これはトウネズミモチの花だと思いますが,数頭のアオスジアゲハが入れ替わり立ち代わり吸蜜に来ていました.この木にはコムラサキも来ていました.

小合溜沿いの林縁,2013年7月7日朝,晴れ
水産試験場跡地方面,2013年5月4日お昼,晴れ

素早く飛び回ってばかりで,なかなか写真が撮れないアオスジアゲハですが,じっとして吸水中でした.吸水していた場所は,小合溜の水際に浮遊物が積もっているところです.

オス・メスで翅の模様がほぼ同じなので,この角度だと性別不明です.今の季節に見られるのは蛹で越冬した春型の個体.春型が生んだ卵から育つ夏型は6月以降に成虫になりますが,夏型のほうがちょっと大型で,青いラインが細くなります.南方系の種類で,日本,朝鮮半島,中国から,東南アジア,ニューギニア,インド,スリランカなど広い地域に分布していて,15,6の亜種に分けられているそうです(参考1).



参考

  1. “アオスジアゲハ”. ウィキペディア日本語版. 2020-06-02. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F, (参照 2021-06-08).
  2. . “”. (参照 ) .