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さくら堤,2024年9月23日午前,くもり

道端に生えるイタドリの花.雄しべがたくさん見えている雄花,雌雄異株なので雄株です.

さくら堤,2024年9月23日午前,くもり

雄花の雄しべは8本あるとのこと.

さくら堤,2024年9月23日午前,くもり

ここでは草丈が低く,50cmほど.地面に近いところで葉が広がっています.



基本情報

和名
イタドリ
分類
被子植物類 真正双子葉類 (キク上群) ナデシコ目 タデ科 タデ亜科 イタドリ属 (Reynoutria)
英名
Japanese Knotweed, Asian Knotweed
学名
Reynoutria japonica Houtt.
Syn. Fallopia japonica (Houtt.) Ronse Decr.
Syn. Pleuropterus cuspidatus (Siebold & Zucc.) H. Gross
状況
IUCN/ISSG 世界の侵略的外来種侵略的外来種(北米,ヨーロッパ,ニュージーランド,オーストラリアなど),原産(日本を含む東アジア) (参考1)

写真とメモ

水べの野草園,2021年4月11日午前,晴れ

昨年イタドリが生えていた一角で,今年も芽が出ていました.茎の赤い斑点と節の赤い輪が目立ちます.写真の芽はまだ葉が広がっておらず,赤い色の節の間隔が短いです.イタドリは新芽を食べることができるのですが,参考3の写真を見ると,このぐらいの大きさの芽は食べるにはちょっと育ち過ぎなのかも.

水べの野草園,2021年4月11日午前,晴れ



カワセミの里,2020年11月15日午前,晴れ

道端のヤブでみつけたイタドリ.花かと思ってよく見たら,実がなっていました.花びらのように見える白い部分は,雌花のガクだったところで,花が終わると大きくなって,カエデの実にもある羽のようになります.古い方から茶色っぽくなっています.まだ種は熟していないものと思います.

カワセミの里,2020年11月15日午前,晴れ

イタドリは周囲のアズマネザサよりも背が高く,実がびっしりついています.

カワセミの里,2020年11月15日午前,晴れ



水べの野草園,2020年9月21日午後,晴れ

水べの野草園で見つけた小さな可憐な感じの白い花は,草丈 1.5mほどのイタドリの花で,大きな葉が目立っていました.園内でイタドリが生えているのは見つけたことがありませんが,野草園に植える草としてイタドリが選ばれているのか,勝手に生えてきているのかは不明です.イタドリは日本,朝鮮,中国に分布するタデ科の植物です.雌雄別株とのことで,花には雄しべが何本かずつ見えている雄花なので,これは雄株だと思います.

水べの野草園,2020年9月21日午後,晴れ

15cm近い大きな葉.

水べの野草園,2020年9月21日午後,晴れ

太い茎.イタドリの茎は硬そうですが,春の若い茎はアク抜きして食べられるそうです(参考3).



参考

  1. Global Invasive Species Database (2024) Species profile: Polygonum cuspidatum. Downloaded from http://www.iucngisd.org/gisd/speciesname/Polygonum+cuspidatum on 19-10-2024.
  2. イタドリ. “松江の花図鑑”. https://matsue-hana.com/hana/itadori.html, (参照 2024-10-19).
  3. 高知県土佐山地域に自生するイタドリの販売と、イタドリを使ったレシピをご紹介. “土佐山マルシェ”. (参照 2020-10-29) https://yumesanchi.net/?mode=f53, (参照 2024-10-19).
  4. . “”. , (参照 ).