イタドリ Japanese Knotweed
最新の写真
道端に生えるイタドリの花.雄しべがたくさん見えている雄花,雌雄異株なので雄株です.
雄花の雄しべは8本あるとのこと.
ここでは草丈が低く,50cmほど.地面に近いところで葉が広がっています.
基本情報
- 和名
- イタドリ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 (キク上群) ナデシコ目 タデ科 タデ亜科 イタドリ属 (Reynoutria)
- 英名
- Japanese Knotweed, Asian Knotweed
- 学名
- Reynoutria japonica Houtt.
Syn. Fallopia japonica (Houtt.) Ronse Decr.
Syn. Pleuropterus cuspidatus (Siebold & Zucc.) H. Gross - 状況
- IUCN/ISSG 世界の侵略的外来種:侵略的外来種(北米,ヨーロッパ,ニュージーランド,オーストラリアなど),原産(日本を含む東アジア) (参考1)
写真とメモ
昨年イタドリが生えていた一角で,今年も芽が出ていました.茎の赤い斑点と節の赤い輪が目立ちます.写真の芽はまだ葉が広がっておらず,赤い色の節の間隔が短いです.イタドリは新芽を食べることができるのですが,参考3の写真を見ると,このぐらいの大きさの芽は食べるにはちょっと育ち過ぎなのかも.
道端のヤブでみつけたイタドリ.花かと思ってよく見たら,実がなっていました.花びらのように見える白い部分は,雌花のガクだったところで,花が終わると大きくなって,カエデの実にもある羽のようになります.古い方から茶色っぽくなっています.まだ種は熟していないものと思います.
イタドリは周囲のアズマネザサよりも背が高く,実がびっしりついています.
水べの野草園で見つけた小さな可憐な感じの白い花は,草丈 1.5mほどのイタドリの花で,大きな葉が目立っていました.園内でイタドリが生えているのは見つけたことがありませんが,野草園に植える草としてイタドリが選ばれているのか,勝手に生えてきているのかは不明です.イタドリは日本,朝鮮,中国に分布するタデ科の植物です.雌雄別株とのことで,花には雄しべが何本かずつ見えている雄花なので,これは雄株だと思います.
15cm近い大きな葉.
太い茎.イタドリの茎は硬そうですが,春の若い茎はアク抜きして食べられるそうです(参考3).
参考
- Global Invasive Species Database (2024) Species profile: Polygonum cuspidatum. Downloaded from http://www.iucngisd.org/gisd/speciesname/Polygonum+cuspidatum on 19-10-2024.
- イタドリ. “松江の花図鑑”. https://matsue-hana.com/hana/itadori.html, (参照 2024-10-19).
- 高知県土佐山地域に自生するイタドリの販売と、イタドリを使ったレシピをご紹介. “土佐山マルシェ”. (参照 2020-10-29) https://yumesanchi.net/?mode=f53, (参照 2024-10-19).
- . “”. , (参照 ).
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