シュウメイギク Japanese Anemone
基本情報
- 和名
- シュウメイギク, キブネギク
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 キンポウゲ目 キンポウゲ科 Eriocapitella 属
- 英名
- Japanese Anemone, Chinese Anemone, Thimbleweed
- 学名
- Eriocapitella hybrida, syn. Anemone hupehensis, Anemone hupehensis var. japonica (参考1)
- 状況
写真とメモ
最新の写真
紫がかったピンクの花は上品な色合いです。去年の秋は水べの野草園の花壇で咲いていましたが、それと同じ花、おそらく園芸品種の 'Hadspen Abundance' (ハドスペン・アバンダンス)に見えます。この花、花びら(実はガクですが)は5枚ありますが、その5枚の大きさが大小不揃いなのが特徴とのこと。これは去年もちょっと感じましたが、今年は咲いている花ほとんどみなこんなちぐはぐな大きさの花びらでした。
シュウメイギクは中国原産で、古くから日本に持ち込まれた品種が日本で野生化もしていますが(京都の貴船地区で野生化 → キブネギクの由来)、この品種は赤紫色の八重咲きの花とのこと(参考5、写真は参考6)。その後、日本やヨーロッパで交配され、白から紫までの花色の品種や花びらの少ない品種がつくられたようです。
鮮やかな色の花。つぼみがたくさんついていてこれから花盛りになりそうな様子。シュウメイギクまたはキブネギクと呼ばれるキンポウゲ科アネモネ類の一種でした。紫がかったピンク色の花びらに見えるところはガクで、花びらは退化してしまっているそうです。黄色い雄しべがリング状に見えます。
もとの分類では、イチリンソウ、ニリンソウやキクザキイチゲなどと同じイチリンソウ (Anemone) 属に属していましたが、別の Eriocapitella 属に分けられたとのこと。
キクの名前がついていますが、花はあまり菊っぽくありません。一方、葉の形は菊にちょっと似ています。葉の出るところから花茎が何本も伸びだして順に花が咲いていくようです。
参考
- Hassler M. (2018). World Plants: Synonymic Checklists of the Vascular Plants of the World (version Apr 2018). In: Roskov Y., Ower G., Orrell T., Nicolson D., Bailly N., Kirk P.M., Bourgoin T., DeWalt R.E., Decock W., Nieukerken E. van, Zarucchi J., Penev L., eds. (2018). Species 2000 & ITIS Catalogue of Life, 30th October 2018. Digital resource at www.catalogueoflife.org/col. http://www.catalogueoflife.org/col/details/species/id/87eece7fe8a3b89489a7e95653ea4f64 Species 2000: Naturalis, Leiden, the Netherlands. ISSN 2405-8858.
- Anemone hupehensis (16 February 2018, 21:45 UTC) In Wikipedia: The Free Encyclopedia. Retrieved from https://en.wikipedia.org/wiki/Anemone_hupehensis
- シュウメイギク (2018年8月24日 01:08 UTC)-『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%82%AF
- シュウメイギク - 『育て方図鑑(みんなの趣味の園芸 NHK)』 https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-222
- シュウメイギク - 『三河の植物観察』 http://mikawanoyasou.org/data/shuumeigiku.htm
- シュウメイギク - 『松江の花図鑑』 https://matsue-hana.com/hana/syuumeigiku.html
- - 『』
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