ホシウスバカゲロウ Hoshi-usubakagero Antlion Lacewing
最終更新日:
2025/10/02
基本情報
- 和名
- ホシウスバカゲロウ
- 分類
- 節足動物門 昆虫綱 アミメカゲロウ目 ウスバカゲロウ科 ホシウスバカゲロウ属 (Paraglenurus)
- 英名
- (in Jpn.) Hoshi-usubakagero; A Species of Antlion Lacewings
- 学名
- Paraglenurus japonicus (McLachlan, 1867)
syn. Glenuroides japonicus (MacLachlan, 1867) - 状況
- —
- 時期
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 成虫 1
写真とメモ
暗い林内の木の幹で見つけたウスバカゲロウ.翅にいくつか特徴的な黒い紋があります.ホシウスバカゲロウは幼虫がアリジゴク型をしていますが,砂で漏斗型の蟻地獄の巣をつくらず,地面に潜って餌をとるグループとのこと.
ホシウスバカゲロウ属には,2021年に新たによく似た近縁種が何種類かいるのが報告されていました.それらの種類はDNAによって明らかになったのですが,成虫の形態の違いでも区別できるようです(参考2).今回は見つけたのが1頭だけで,しかも前翅と後翅が重なった状態の写真しか撮れていないので,それらの区別まできちんと確認できていません.本州に分布していて可能性のある種類はホシウスバカゲロウの他,シロハラホシウスバカゲロウ,チャバネウスバカゲロウ,クロホシウスバカゲロウ,ムモンウスバカゲロウです.後翅に大きな黒斑があるクロホシウスバカゲロウと白い斑紋が発達しないムモンウスバカゲロウは違いますが,シロハラウスバカゲロウとチャバネウスバカゲロウは可能性がありそう.
参考
- ホシウスバカゲロウ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-amimekagero_usuba_hosi.htm, (参照 2025-09-28).
- 報道発表資料:日本産ウスバカゲロウ(アリジゴク)5 新種の発見と記載(令和3年7月1日). “大阪市立自然史博物館”. https://ocm.osaka/sys/wp-content/uploads/2021/07/20210701_nihonsanusubakagerou5.pdf, (参照 2025-09-28).
- シロハラホシウスバカゲロウ (Paraglenurus albiventris). “夜間飛行 - 灯火にあつまる秋田県の昆虫 -”. https://akita-yakanhikou.com/archives/15018, (参照 2025-09-28).
- チャバネウスバカゲロウ. “虫つれづれ@対馬v2”. http://blog.yohbo.main.jp/?eid=909650, (参照 2025-09-28).
- . “”. , (参照 ).
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