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園内の樹液場,2023年5月21日朝,くもり

アキニレに来ていたヨツボシケシキスイ.大アゴが小さくて左右対称に見えるのでメスだと思います.オスメスの区別は参考2に.この場所からは樹液が出ていないようですが,すぐ近くに樹液が出ていてシロテンハナムグリキマダラヒカゲが来ていました.



基本情報

和名
ヨツボシケシキスイ
分類
節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 ケシキスイ科 Glischrochilus
英名
(in Jpn.) Yotsuboshi-keshikisui; A Species of Picnic Beetles
学名
Glischrochilus japonicus, syn. Librodor japonicus
状況

写真とメモ

園内の樹液場,2023年5月4日午前,晴れ

春の樹液場にいた小さなケシキスイを撮影しようとしたら,1頭だけ大きめの虫がいるのに気づきました.樹液場の常連ヨツボシケシキスイ.頭部の大アゴは小さいのでメスです.撮影していたら影に入って隠れてしまいました.



園内の樹液場,2022年6月25日夜,くもり

樹液のワックス状になったところに近くでヨツボシケシキスイの交尾.後ろにいるのがオスのはずですが,大きな大アゴの形はいまいち見えません.それにしても,アリが大量に集合中.トビイロケアリっぽい.



園内の樹液場,2022年5月28日夜,晴れ

樹液場を見に行ったら,この夜来ていたのはヨツボシケシキスイやアカマダラケシキスイなどでした.ヨツボシケシキスイは何頭も動き回っていましたが,写真は大アゴの小さいメス.

園内の樹液場,2022年5月28日夜,晴れ

木の根元近くで樹液などが流れてきてワックス状にかたまったところ.3頭のヨツボシケシキスイと多数のアカマダラケシキスイが埋もれていました.左の2頭のヨツボシケシキスイは交尾中.



園内の樹液場, 2018年11月11日お昼, 晴れ

晩秋の樹液に来ていたヨツボシケシキスイ.大アゴが大きいオス.横からの写真なので, 大アゴが左右非対称になっているのはちょっと見えないのが残念.



園内の林, 2018年6月24日午後, 晴れ

疎林の中を歩いていると, ぷーんとにおって来た樹液の発酵する香り.周囲を見渡してコナラの木の枝の根本付近に樹液が出ているのを見つけました.その時来ていたのはカナブンが2頭だけ.他に虫が来ている樹液場がないか周囲を確認しているうちにカナブンがいなくなり, その陰にいたヨツボシケシキスイを発見.

ヨツボシケシキスイは樹液に来る虫で, 背中の4つの赤い斑紋が特徴的です.写真の個体はメス.オスにはクワガタ並みに大きな大アゴがあり, これが左右非対称です.

園内の林, 2018年6月24日午後, 晴れ

ヨツボシケシキスイを見つける前に撮ったカナブン 2頭の写真.よく見るとその間にケシキスイもいました.



参考

  1. ヨツボシケシキスイ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-kouchu_yotubosikesikisui.htm, (参照 2023-05-06).
  2. ヨツボシケシキスイ です。 オスには大きな顎があります。. “新・廿日市市の自然観察(昆虫)”. https://new-2014no64.seesaa.net/article/201403article_15.html, (参照 2023-06-07).
  3. . “”. , (参照 ).