サトキマダラヒカゲ Goschkevitschi's Labyrinth
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アキニレに樹液が出ていたようで,シロテンハナムグリと一緒に来ていました.キマダラヒカゲは林の中にいて,暗い写真を撮りがちですが,この場所は木漏れ日が明るくて撮りやすい場所.
基本情報
- 和名
- サトキマラダヒカゲ
- 分類
- 節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (チョウ類) アゲハチョウ上科 タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科 キマダラヒカゲ属 (Neope)
- 英名
- Goschkevitschi's Labyrinth
- 学名
- Neope goschkevitschii
- 状況
写真とメモ
おそらく関東では年2化のサトキマダラヒカゲ.この時期は1化目の成虫が見られる時期で,羽化から時間がたって前翅がちょっとボロっています.草地の低木に止まり,飛び出しては周囲を回って戻るのを繰り返していました.縄張りをつくるような動きです.
サトキマダラヒカゲの食草はタケ・ササ類です.園内では林の下草としてアズマネザサが生えている場所が多いので,これを食べているものと思います.個体数はあまり多くないですが,成虫の季節にはかならず姿を見る気がします.参考2はヤマキマダラヒカゲとの区別点.ヤマキマダラヒカゲは山地性ですが,混生している場所では区別がなかなか難しいようです.
林縁で飛びまわっていたキマダラヒカゲ.ちょうど止まったところなので, 角度が悪いですがちょっと撮影.
夏に羽化したのが9月まで生き残っているのでしょうか.ハネがぼろぼろですが, 飛び方は元気.
参考
- Neope goschkevitschii (Ménétriés, 1857) in GBIF Secretariat (2022). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/1914701 on 2023-06-10.
- サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲの違い. “昆虫館”. http://insects.life.coocan.jp/Janome/Yamakima_Satokima.htm, (参照 2022-07-24).
- . “”. , (参照 ).
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