最新の写真

カワセミの里,2023年11月23日朝,くもり

ハジロカイツブリがカワセミの里に来ていました.小合溜と違って狭い場所なので,近くから観察できました.ピラカンサの赤い実が水面に反射する位置に来るような写真が流行っているようですが,自分のカメラでは少しでも手前に来たときに撮りたくて,赤い水面はあきらめ.

カワセミの里,2023年11月23日朝,くもり

体はカンムリカイツブリと似たモノクロですが,体はふつうのカイツブリぐらい.目が真っ赤で目立ちます.首をたたんだところがかわいいです.

カワセミの里,2023年11月23日朝,くもり

後ろを向いたところ.自分がハジロカイツブリを前回見たのはもう7年前だったようです.公園にはその間何回か来ていたようですが,自分は見られていません.



基本情報

和名
ハジロカイツブリ
分類
鳥綱 カイツブリ目 カイツブリ科 カンムリカイツブリ属 (Podiceps)
英名
Black-necked Grebe, Eared Grebe
学名
Podiceps nigricollis
状況
埼玉県レッドリスト(動物,2018)  <越冬鳥> 加須・中川低地における区分:[NT1] 準絶滅危惧,全県における区分:[NT1] 準絶滅危惧 (参考1)
IUCN レッドリスト 2023-1[LC] Least Concern ver 3.1(絶滅のおそれなし), Pop. trend unknown(個体数動向不明) (参考2)

写真とメモ

小合溜,2016年12月10日午後,晴れ

ハジロカイツブリはカンムリカイツブリと同じグループの鳥です.体のサイズは普通のカイツブリに近いのですが,カイツブリの冬羽は茶色っぽい色なのに比べて,黒と白がはっきりしていて,目が真っ赤なのがわかりやすいです.この冬の水元公園には11月初めから来ていたようで,記事が上がっていました.今日はちょうど岸から近くにいてくれて自分のデジカメでも写真を撮ることができました.11月にいたというミミカイツブリは見当たらず,また今日見つけたハジロカイツブリも1頭だけでした(参考3).

小合溜,2016年12月10日午後,晴れ

頭部の黒い部分と白い部分の境界の形や頭の形なのでミミカイツブリと見分けるとのこと.

小合溜,2016年12月10日午後,晴れ

奥はヒドリガモ.はじめはヒドリガモの群れの中にいるような感じだったのですが,ヒドリガモは移動してしまい,1頭だけで岸から近くで潜水を繰り返していましたので,ゆっくり撮影できました.



参考

  1. 埼玉県レッドデータブックについて. “埼玉県生物多様性センター”. https://saitama-biodiversity-center-cessgis.hub.arcgis.com/pages/saitamardb.
  2. BirdLife International. 2018. Podiceps nigricollis. The IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T22696610A132584321. Accessed https://www.iucnredlist.org/species/22696610/132584321 on 14 December 2023.
  3. ミミカイツブリ 2016/11/05(土). “野鳥写目”. https://tori.hibi.muhen.jp/archives/4003/, (参照 2023-12-14).
  4. . “”. , (参照 ).