基本情報

和名
カイツブリ
分類
鳥綱 カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ属 (Tachybaptus)
英名
Little Grebe
学名
Tachybaptus ruficollis
状況
東京都レッドリスト(本土部)2020年見直し版 東京都区部における区分:[NT] 準絶滅危惧,東京都本土部全体における区分:[NT] 準絶滅危惧 (参考1)
千葉県レッドリスト−動物編(2019年改訂版)[C] 要保護生物 (参考2)
IUCN レッドリスト 2023-1[LC] Least Concernver 3.1 (絶滅のおそれなし), Pop. trend decreasing (個体数減少傾向) (参考3)

写真とメモ

夏のカイツブリ

小合溜(水元大橋),2012年7月29日午後,晴れ

黄色い壊れたブイのそばに,隠れるようにカイツブリがいました.顔から首の横が赤茶色の夏羽.カイツブリというと,頻繁に水に潜っては,ぜんぜん違うところから顔を出し,またすぐに潜って,という食事風景を思い浮かべるのですが,このカイツブリは,一度も水に潜らず,たまにブイの表面をつついてみたりしながら,ずっとこのブイの横にいました.3枚目は,足を上げて伸びをしているところ.休憩中でしょうか.

小合溜(水元大橋),2012年7月29日午後,晴れ

小合溜(水元大橋),2012年7月29日午後,晴れ


冬のカイツブリ

小合溜(花菖蒲園付近),2012年12月21日お昼,くもり

小合溜沿いの小道にヒドリガモが並んで休んでいました.すぐそばにカイツブリも来ていました.この日は平日で,休日に比べて人出が少なくて,鳥が落ち着いていて,人のすぐ近くまで来てくれます.

カイツブリは,夏羽は色合いが派手ですし,クチバシの横の白斑も目立つのに対して,冬は,色も模様も全体にはっきりせず地味です.でも,ふわふわして暖かそうです.

水元大橋より小合溜,2012年12月21日午前,晴れ

角度によっては,頬のあたりの色合いが夏の色の茶色に近く見えますね.

小合溜(水元大橋付近),2012年11月11日お昼,くもり

秋の暗いくもりの日.盛んに潜水を繰り返すカイツブリを撮りました.暗い日なので写真が粗いのですが,顔の横が白っぽい冬羽になっているのがわかります.



参考

  1. レッドリスト・レッドデータブック・植生図. “東京都環境局”. https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/.
  2. 千葉県レッドデータブック・レッドリストについて. “千葉県環境生活部自然保護課 生物多様性センター” https://www.bdcchiba.jp/reddatebook_redlist.
  3. BirdLife International. 2019. Tachybaptus ruficollis (amended version of 2017 assessment). The IUCN Red List of Threatened Species 2019: e.T22696545A155540155. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2019-3.RLTS.T22696545A155540155.en. Accessed on 29 December 2023.
  4. カイツブリ. “東京都レッドデータブック”. https://tokyo-rdb.metro.tokyo.lg.jp/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%96%E3%83%AA/, (参照 2023-12-29).
  5. . “”. , (参照 ).