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グリーンプラザ裏,2023年12月3日朝,晴れ

翅の模様が特徴的なネッタイクロミバエ.亜熱帯性の種類とのことで寒さには弱いのかなと思っていましたが,冬にも活動しているのは,気温が暖かい日だけ? 前回見つけたのは複眼が緑色でしたが,今度のは赤く見える個体でした.



基本情報

和名
ネッタイクロミバエ,ネッタイヒメクロミバエ
分類
節足動物門 昆虫綱 ハエ目 ミバエ科 ケブカミバエ亜科 ケブカミバエ族 Spathulina
英名
Black-winged Fruit Fly
学名
Spathulina acroleuca (Schiner, 1868)
状況

写真とメモ

小合溜沿いの草地,2023年10月22日朝,晴れ

草地のアメリカタカサブロウの花に来ていた小さなハエ?アブ?.翅の模様がきれいでした.翅は黒に透明の水玉模様,基部だけは透明です.胸部全体に淡褐色の鱗片があるようです.この種類についての情報を探すと,ネッタイクロミバエまたはネッタイヒメクロミバエという種類が翅や体の特徴がぴったりでした.この種類は日本以南,東南アジア,オーストラリアなどに分布する種類で,名前の通り亜熱帯性の種類.日本では西日本以西で見つかっているようですが,ここは東京….この種類も北へと分布を広げているところなのでしょうか.水元にいるということは,すでに南関東に広く分布していてもおかしくなさそうです.

小合溜沿いの草地,2023年10月22日朝,晴れ

翅の下の腹部は黒くてツヤがあります.胸部の刺毛は黒.

小合溜沿いの草地,2023年10月22日朝,晴れ

眼の色がこの個体は緑色ですが,ネット上の写真では緑の眼(参考2)と赤い眼(参考3)のがどちらもいるようです.



参考

  1. Spathulina acroleuca (Schiner, 1868) in GBIF Secretariat. GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/5087102 on 2023-10-29.
  2. タンジーに来ていたネッタイヒメクロメバエ. “そよ風のなかで Part2 ”. https://soyokaze2jp.blogspot.com/2021/10/blog-post_28.html, (参照 2023-10-30).
  3. ネッタイヒメクロミバエ 4551. “小さき者たちの世界”. https://tukik.exblog.jp/17081672/, (参照 2023-10-31).
  4. . “”. , (参照 ).