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江戸川河川敷(上葛飾橋),2023年11月23日午前,晴れ

河川敷のヤブで,イシミカワの青い実を発見.イシミカワを以前見たのは水辺の野草園だったので,完全な野生のイシミカワはこれが初見です.まだ色づいていない実,薄紫になりかけている実,鮮やかなセルリアンブルーの実.見栄えのするきれいな実です.実の下には丸い葉のように見える托葉鞘があります.写真の背景に見えている葉はノブドウです.河川敷にも植物の種類の豊富な場所があるのですね.同じ場所に生えていたアレチウリに侵食されつつあるところかもしれません.

江戸川河川敷(上葛飾橋),2023年11月23日午前,晴れ

イシミカワの花期は6月~10月とのことで,もう花は終わっているようでした.

江戸川河川敷(上葛飾橋),2023年11月23日午前,晴れ

上の写真は花が終わっているがまだ実が色づいていません.丸い托葉鞘と三角形の葉が印象的.

江戸川河川敷(上葛飾橋),2023年11月23日午前,晴れ



基本情報

和名
イシミカワ
分類
被子植物類 真正双子葉類 ナデシコ目 タデ科 イヌタデ属 (Persicaria)
英名
Asiatic Tearthumb
学名
Persicaria perfoliata, syn. Truellum perfoliatum
状況
IUCN/ISSG 世界の侵略的外来種侵略的外来種(北米,トルコ),原産(日本を含む東アジア~東南アジア) (参考1)

写真とメモ

水辺の野草園,2015年10月12日朝,晴れ

秋の「水辺の野草園」で,大きめの青い実をみつけました.きれいな明るい色の実が集まってついていて,タデ科のイシミカワというツル性の草でした.葉だけの時期には,近縁のママコノシリヌグイとよく似ているそうです.

水辺の野草園,2015年10月12日朝,晴れ

葉は正三角形に近い幅の広い形をしていました.茎のとげはよく見えていません.



参考

  1. Global Invasive Species Database (2023) Species profile: Persicaria perfoliata. Downloaded from http://www.iucngisd.org/gisd/speciesname/Persicaria+perfoliata on 16-12-2023.
  2. Persicaria perfoliata (L.) H.Gross in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/4033648 on 2023-12-16.
  3. ミゾソバに似た仲間. “松江の花図鑑”. http://matsue-hana.com/yasou/kubetu/mizosoba.html, (参照 2023-12-16).
  4. イシミカワ 石見川、石膠. “三河の植物観察”. http://mikawanoyasou.org/data/isimikawa.htm, (参照 2023-12-16).
  5. イシミカワ. “西宮の湿生・水生植物”. http://plants.minibird.jp/hydrophytes/plants/shissei/a_gyou/isimikawa/isimikawa.html, (参照 2023-12-16).
  6. . “”. , (参照 ).