コヒルガオ Japanese False Bindweed
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水辺のヨシにからみつくコヒルガオ.この日は,この一帯にたくさん咲いていたコヒルガオにヨツモンカメノコハムシやイモサルハムシが見つかりました.
もうヒルガオの咲く季節かと思いますが,コヒルガオもまだまだつぼみが多く咲きそう.
ガク片はとがり,花柄には波打つ稜があります.
基本情報
- 和名
- コヒルガオ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 キク類 ナス目 ヒルガオ科 ヒルガオ属 (Calystegia)
- 英名
- Japanese False Bindweed
- 学名
- Calystegia hederacea Wall.
- 状況
写真とメモ
池のほとりの地面にコヒルガオが満開でたくさん咲いていました.
コヒルガオとヒルガオの区別では,ヒルガオの開花時期は夏なので,この時期から咲いているのはコヒルガオしかありません.花の形で区別するために,花の付け根の部分を確認してみました.ガク片の先端が凹んでおらず尖っていること,花のつく茎(花柄)が丸くなく角材のように角張っていて,角の部分が縮れているのが見えます.
つぼみ.今日もうすぐ咲くのでしょうか.
コヒルガオの葉です.ヒルガオ,コヒルガオの区別には葉の形でも可能らしいですが,花の付け根の区別とは違ってこちらは変化が連続的で素人にはちょっと難しい印象.
春のこの時期には,まだ地面がたくさん見えていて,そこにコヒルガオが広がったところです.夏になってから咲くヒルガオでは,春のコヒルガオのように地面で咲いているのはあまり見ません.やはり夏には他の草が伸びて地面にこういう広い場所がないということなのでしょう.
圃場の開けた空き地で,地面に近いところにコヒルガオの花が咲いていました.コヒルガオはヒルガオと違って春から咲きますね.花がかなり小ぶり.
参考2,3にあるヒルガオとコヒルガオの区別点.花の茎(花柄)にひれ状の突起があってそこが小さく縮れているのがコヒルガオ.
参考
- Calystegia hederacea Wall. in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/2928449, on 2024-06-30.
- 植物似たもの同士9 ヒルガオとコヒルガオ. “みかんの花日記”. https://higesan.seesaa.net/article/200806article_6.html
- 昼顔 <ヒルガオとコヒルガオ>. “風の詩”. https://albireo190.blog.ss-blog.jp/2005-07-23-1, (参照 2024-06-30).
- . “”. , (参照 ).
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