フタトガリ Transverse Moth
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フタトガリ(アオイガ/コヤガ)の成虫と初遭遇.幼虫の模様もきれいな種類ですが,翅も派手できれいなガです.分布域は,日本からインド,オーストラリアまでのアジアからオセアニアにかけての地域.
さて,フタトガリコヤガの分類がヤガ科コヤガ類から同じくヤガ科アオイガ類に分類が変更されたのに対応して,和名が「フタトガリアオイガ」になったとして紹介しているサイトがありました.ところが,参考4のデータベースではこの種類を含む Xanthodes 属は コブガ科 (Nolidae) リンガ亜科になっていましたので,その後さらに変更されたのでしょうか.ここではコブガ科としておきます.実際,ガの翅の形や模様,毛の房があることなど,コブガ科の特徴をもっているように見えますし.この分類は日本ではまだ使われていないのでしょうか? もしリンガ類に分類されるとすると,「フタトガリリンガ」とかなんとか,また別の名前がつくことになるのかもしれませんが,この名前で検索しても何も出てきません.「フタトガリ」というのは北隆館の図鑑で使われていたかつての名前とのことです.
基本情報
- 和名
- フタトガリ,フタトガリアオイガ,フタトガリコヤガ
- 分類
- 節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) ヤガ上科 コブガ科 リンガ亜科 Xanthodes 属
- 英名
- Transverse Moth, Hibiscus Caterpillar
- 学名
- Xanthodes transversa Guenée, 1852
- 状況
- —
- 時期
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 成虫 1 幼虫 1
写真とメモ
グリーンプラザ裏のバラ園の近くで,道端の木の葉がたくさんのガの幼虫に食い荒らされていました.幼虫は黄緑色で黒い斑点のある派手なイモムシ.この種類は,参考2,3などの多くのサイトで,「フタトガリコヤガ」として紹介されていた種類の終齢幼虫のようです.
体の両端は片側だけが赤くなっています.赤くなっているのはお尻の側で,頭部は赤いのとは反対側で,水色に黒の水玉模様になっています.赤いほうが目立つので,捕食者はきっと赤い側が頭部だと思うので,そちらを攻撃させて被害を少なく抑える作戦でしょうか.
見ている前でもしゃもしゃ食べ続けています.葉の形から,この木はフヨウの木と判明.
1頭だけ,まだ終齢幼虫になっていない,少し小さい幼虫もみつけました.こちらは全体が黄緑色です.
ここに1本だけあるフヨウの木は,この幼虫で丸坊主になりかけています.
この種類は,オクラ,フヨウ,ムクゲなどの害虫として有名のようです(参考5).
参考
- Xanthodes transversa Guenée, 1852 in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/5114394 on 2024-07-06.
- フタトガリコヤガ. “みんなでつくる日本産蛾類図鑑v2”. http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Bagisarinae/Xanthodes_transversa.html, (参照 2020-11-24).
- フタトガリコヤガの幼虫(終齢). “成城の動植物”. http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-860b.html, (参照 2020-11-24).
- Xanthodes transversa Guenée, 1852. Global Lepidoptera Index in COL. Downloaded from https://www.checklistbank.org/dataset/55434/taxon/401136 on 2026-01-27.
- ヤガ類(フタトガリコヤガ等). “アースガーデン(アース製薬)”. https://www.earth.jp/earthgarden/zukan/gaichu/yaga.html, (参照 2020-11-29).
- . “”. , (参照 ).







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