最新の写真

小合溜沿いの疎林,2023年5月3日朝,晴れ

開花しているネズミムギに止まっていた何頭かのクワキヨコバイ.上の写真の個体は,体色と前翅のどちらも黄緑色,下の個体は体色は黄緑色ですが,前翅が白っぽい薄緑色です.上がオスで,下がメスのようです.よく似た近縁種の区別は今回もできていませんが,今回は物差しを当ててサイズを測ってきました.上の個体が翅端までの全長8mm,下の個体が7.5mmです.この大きさはコクワキヨコバイ,クワキヨコバイなどの可能性がある大きさでしょうか.

小合溜沿いの疎林,2023年5月3日朝,晴れ



基本情報

和名
クワキヨコバイ類(未同定)
分類
節足動物門 昆虫綱 カメムシ目 セミ亜目 ヨコバイ科 クワキヨコバイ属 (Pagaronia)
英名
A Species of Yellow Mulberry Leafhopper
学名
Pagaronia sp.
状況

写真とメモ

小合溜沿いの草地, 2019年6月9日午前, くもり

この季節, 園内の草地で多いクワキヨコバイ.体長1cmぐらいの小さなヨコバイです.クワの多い園内ですが, クワだけを食べるわけではないようです.この虫は個体数が多く, 写真はなんとか撮れるのですが, それ以上近づこうとすると(名前の通り)ススッと横歩きして葉の裏に隠れてしまうので, 定規を当てるのは無理.体長を測るにはちょっと方法を工夫しないと無理ですね.ということで未同定のままです.



小合溜沿いの草地, 2018年6月3日午前, 晴れ

小さな薄緑色のヨコバイ.ある程度特徴のわかる写真が撮れました.頭部の中央に黒点, その左右にも黒点, 目は黄色で目にも黒点.クワキヨコバイという名前はネット上でみつかり, 簡単な図鑑にも書いてあるのですが, 現在の分類ではサイズがやや違うだけのよく似た3種類がいて, コクワキヨコバイ, クワキヨコバイ, オオクワキヨコバイとなっています(参考3-5).この区別ができるまでは一応, 未同定の扱いで.

小合溜沿いの草地, 2018年6月3日午前, 晴れ

この個体, 翅が薄白いですがこれがメスのようです.オスは体全体が黄緑色とのこと(参考1).



参考

  1. クワキヨコバイ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-yokobai_kuwaki.htm, (参照 2024-05-14).
  2. クワキヨコバイ. “そよ風のなかで (Plants,insects and birds near at hand)”. http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-0dc1.html, (参照 2024-05-14).
  3. クワキヨコバイの仲間. “東京23区内の虫 2”. http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-900.html, (参照 2024-05-14).
  4. コクワキヨコバイ. “リンベの閑居記”. https://blog.goo.ne.jp/rinbe_20/e/a365636ae53f4867416794a9e170d9e3, (参照 2024-05-14).
  5. オオクワキヨコバイ? “八王子市長池公園 生き物図鑑”. http://biodb.i.hosei.ac.jp/web/tosaka/yokobai2/html/d060610_095.html, (参照 2024-05-14).
  6. . “”. , (参照 ).