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小合溜沿いの草地,2024年7月21日お昼,晴れ

大きくて細毛の生えたテントウムシ.前胸背の中央の黒紋の形が見える角度で,横長であることがわかりますのでニジュウヤホシテントウ.以前見つけたときは前胸背が見にくい角度でオオニジュウヤホシテントウとしていましたが,この個体と比べて判断を変更.オオニジュウヤホシテントウは北方の冷涼な地方に多く,関東では標高の高いところ中心,低地ではニジュウヤホシテントウのほうが多いようです.



基本情報

和名
ニジュウヤホシテントウ
分類
節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 テントウムシ科 テントウムシ亜科 マダラテントウ族 Henosepilachna 属
英名
Twenty-eight-spot Ladybird
学名
Henosepilachna vigintioctomaculata (Motschulsky, 1857)
状況

写真とメモ

園内の草地,2014年4月29日朝,晴れ

何の葉か確認できませんでしたが,葉を食べて食べ瘢できれいな模様をつくっているテントウムシ発見.オオニジュウヤホシテントウやニジュウヤホシテントウの仲間は作物の葉を食べる害虫で別名テントウムシダマシ.毛のたくさん生えた胸や鞘翅が特徴的.オオニジュウヤホシテントウとニジュウヤホシテントウの区別は前胸背面の黒い斑紋の形がわかりやすいようです.中央部の黒い紋が縦長のダイヤ型だとオオニジュウヤホシテントウ.横長の紋になっていればニジュウヤホシテントウ.この個体は黒い紋が横長に見えます.他にもいるこの紋が縦長の種類にはルイヨウマダラテントウ,ヤマトアザミテントウなどもいるそうです.これらとオオニジュウヤホシテントウちの区別点はまた別にあり,これらの種類では鞘翅の会合部の左右に並ぶ斑紋が中央でくっつく傾向があるが,オオニジュウヤホシテントウでは離れる傾向があるそうです.

園内の草地,2014年4月29日朝,晴れ

それにしても葉脈を残して綺麗に食べるものです.

園内の草地,2014年4月29日朝,晴れ



参考

  1. ニジュウヤホシテントウ. “東京23区内の虫2”. http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-652.html, (参照 2024-08-06).
  2. オオニジュウヤホシテントウ. “イカリ消毒”. http://www.ikari.jp/gaicyu/29030d.html, (参照 2024-08-06).
  3. . “”. , (参照 ).