基本情報

和名
コバネヒョウタンナガカメムシ
分類
節足動物門 昆虫綱 カメムシ目 カメムシ亜目 ヒョウタンナガカメムシ科 ヒョウタンナガカメムシ亜科 サビヒョウタンナガカメムシ族 コバネヒョウタンナガカメムシ属 (Togo)
英名
(in Jpn.) Kobane-hyotan-nagakamemushi; A Species of Seed Bugs
学名
Togo hemipterus (Scott, 1874)
状況
—
時期
月123456789101112
成虫1

写真とメモ

小合溜沿いの草地，2025年4月27日午前，晴れ

葉上にいた小さなカメムシ．胸部は黒く，翅は茶系で斑紋があります．丸く膨らんだ胸部と前脚の腿節が太いのが目立ちます．ヒョウタンナガカメムシ科のコバネヒョウタンナガカメムシ．名前の通り，よく見ると翅が短く，腹部の先端部が4分の1ほどはみ出ています．

小合溜沿いの草地，2025年4月27日午前，晴れ

コバネヒョウタンナガカメムシは春から秋まで見られる種類で，イネ科から吸汁します．イネがカメムシに吸汁されると収穫されるコメが斑点米になって価値が落ちるとのこと．斑点米の原因となるカメムシを，通称「斑点米カメムシ」と呼ぶようです．この種類は斑点米カメムシの一種ということになります．斑点米カメムシに該当する種類は，地域によって違うようですが，園内で見たことのある種類では，ヨツボシヒョウタンナガカメムシ，ハリカメムシ，ホソハリカメムシ，ホシハラビロヘリカメムシ，スカシヒメヘリカメムシ，アカホシカスミカメ，ウズラカメムシ，ブチヒゲカメムシ，シラホシカメムシ，チャバネアオカメムシ，アオクサカメムシなど．



参考

  1. Togo hemipterus (Scott, 1874) in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/8909523 on 2025-05-11.
  2. コバネヒョウタンナガカメムシ． “虫navi”． https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_hyoutannaga_kobane.htm, (参照 2025-05-11).
  3. ． “”． , (参照 ).