基本情報

和名
クワササラゾウムシ
分類
節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 ゾウムシ上科 ゾウムシ科 ササラゾウムシ属 (Demimaea)
英名
(in Jpn.) Kuwa-sasara-zomushi; A Species of Weevils
学名
Demimaea mori Kôno, 1939
状況
—
時期
月123456789101112
成虫1

写真とメモ

園内の街灯の下，2025年4月27日夜，くもり

クワの葉で小さなゾウムシが交尾をしていました．体には強いツヤのあり，濃紺の地色に場所によって白い毛が生えています．ササラゾウムシ属は日本に7種類分布していて，体を覆う毛が長いグループとのこと．束になって生えている毛を，竹の先を細かく割って束ねた台所用品のささらに例えた名前でしょうか．写真の個体は，クワササラゾウムシやタバゲササラゾウムシという種類が似ています．

園内の街灯の下，2025年4月27日夜，くもり

クモが通り過ぎていくところ．

写真の種類は，前翅は会合線が白い以外は濃紺で，毛があまり長くないのでクワササラゾウムシのようです．タバゲササラゾウムシは毛がより長くて毛深く，前翅の会合線以外に斑紋状に白くなっているところがあります（参考3）．



参考

  1. Demimaea mori Kôno, 1939 in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/9206222 on 2025-05-28.
  2. クワササラゾウムシ． “南大沢昆虫便り”． https://blog.goo.ne.jp/mos314/e/921830f7c88db8b9fa938e01fdbf368c, (参照 ).
  3. タバゲとクワササラゾウムシ． “たざび-”． http://nobu2949.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-c851.html, (参照 2025-05-28).
  4. ． “”． , (参照 ).