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2025年4月27日夜,くもり,園内の街灯の下

街灯の下の低木に来ていたところ.この種類は珍しい種類ではないと思うのですが,あまり生態がよくわかっていない部分があるのでしょうか,参考2,3によると春から秋まで年数回見られ,参考4によると8~11月に年1化となっていました.参考文献の違いでしょうか.幼虫は菌類や腐植質を食べるとのこと.



基本情報

和名
ヒゲブトゴミムシダマシ,ヒゲブトハムシダマシ
分類
節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 ゴミムシダマシ科 ハムシダマシ亜科 ヒゲブトゴミムシダマシ族 ヒゲブトゴミムシダマシ属 (Luprops)
英名
(in Jpn.) Higebuto-gomimushi-damashi; A Species of Darkling Beetles
学名
Luprops orientalis (Motschulsky, 1868)
状況
時期
123456789101112
成虫21

写真とメモ

園内の街灯の下,2025年4月20日夜,くもり

街灯の隣の木に来ていました.日本産のヒゲブトゴミムシダマシ類はこの種類に他にもう1種類いて,アラメヒゲブトゴミムシダマシは前胸背の前縁が側方で鋭角に尖るのが区別点とのこと.



園内の街灯の下,2024年7月13日夜,くもり

この夜,街灯の下で結構たくさん歩いていた,体長1 cmはないぐらいの小さな甲虫.一見ハムシぽいのですが,触角がごつくて先端に向かって太くなるところ,複眼が大きくて特徴的なところがゴミムシダマシっぽいということで帰って調べてみたら,ヒゲブトゴミムシダマシという種類でした.

園内の街灯の下,2024年7月13日夜,くもり

別個体.脚は暗赤褐色.体は1個体目は黒でしたが,こちらは体も暗赤褐色にも見えます.日本の他,朝鮮,台湾などに分布するようです.



参考

  1. Luprops orientalis (Motschulsky, 1868) in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/6130692 on 2024-07-21.
  2. ヒゲブトゴミムシダマシ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-gomimusidamasi_higebuto.htm, (参照 2024-07-21).
  3. ヒゲブトゴミムシダマシ20180412. “KONASUKEの部屋”. https://blog.goo.ne.jp/konasuke_2012/e/a21e8a0658841c941c0dc9520f2edded, (参照 2024-07-21).
  4. ヒゲブトハムシダマシ. “かたつむりの自然観撮記_ちばの昆虫たち”. https://www5f.biglobe.ne.jp/~escargot/1_Data/1_Species/1_10/30_Coreoptera/325_Heteromera/1_32610_01.html, (参照 2025-05-24).
  5. . “”. , (参照 ).