基本情報

和名
セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ
分類
節足動物門 昆虫綱 カメムシ目 アブラムシ亜目 アブラムシ科 Uroleucon
英名
Red Goldenrod Aphid
学名
Uroleucon nigrotuberculatum
状況

写真とメモ

小合溜沿いの草地,2022年6月5日朝,くもり

セイタカアワダチソウの花の季節は秋なのでまだですが,草地に生えるセイタカアワダチソウの草丈が1m以上とかなり高くなってきていました.その草の茎に赤いアブラムシがびっしりと付いていました.「セイタカアワダチソウ,赤いアブラムシ」で検索するとこの種類がすぐに判明しました.

小合溜沿いの草地,2022年6月5日朝,くもり

小さな幼虫はきれいな赤色で足は黒.大きな無翅虫は少し黒ずんだ色をしています.

この種類について,興味深い記事を発見しました(参考3).セイタカアワダチソウはかつては侵略的外来種として非常に勢いがあったのですが,1990年代からこのアブラムシやこの種類につくグンバイが日本に侵入したことでその後は勢いがなくなったとのこと.ブタクサオオブタクサブタクサハムシと同じような関係なのでしょう.

小合溜沿いの草地,2022年6月5日朝,くもり

幼虫が同じ角度で茎についている様子がちょっとぞわぞわしますが,きれいな色のアブラムシです.

「セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ」という名前は19文字,昆虫の和名で長い方から2番め,という記事を見つけました(参考4).ちなみに,一番長いのは20文字で「チュウジョウクビアカモモブトホソカミキリ」とのこと.

小合溜沿いの草地,2022年6月5日朝,くもり

セイタカアワダチソウの草の上部付近.3本並んだ草の3本ともびっしりと赤いアブラムシがついていました.



参考

  1. “セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ”. ウィキペディア日本語版. 2022-07-10. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%83%80%E3%83%81%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%92%E3%82%B2%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%B7, (参照 2022-08-12).
  2. セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ. “東京23区内の虫 2”. (参照 2022-08-12) http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-292.html.
  3. <生き物ヒトとなり>(7) セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ いつか訪れる盛者必衰.(2022/05/14) “佐賀新聞ニュース まちの話題”. https://www.saga-s.co.jp/articles/-/854114.
  4. 日本にいる名前の長い昆虫は?(2015-10-01) “一般社団法人 セルズ環境教育デザイン研究所”. https://cells.jp.net/biology/1714.
  5. . “”. (参照 ) .