基本情報

和名
ビワ
分類
被子植物類 真正双子葉類 バラ類 バラ目 バラ科 ビワ属 (Eriobotrya)
英名
Loquat
学名
Eriobotrya japonica
状況
IUCN/ISSG 世界の侵略的外来種侵略的外来種(太平洋の島嶼など) (参考1)

写真とメモ

最新の写真

カワセミの池,2022年6月5日朝,くもり

ビワの木に実ができているのを発見.実は黄緑色でまだ熟していないのですが,なくなっている実が多いようです.このビワを見に来たのは,このあたりにアライグマがビワを食べに来ているという記事を見つけたからでした(参考6).たぶんこのビワの実を取ったのもアライグマのしわざかも.残念ながらアライグマには会えませんでした.



カワセミの里,2020年11月15日午前,晴れ

ビワの実ができるのは初夏ですが,冬はビワの花の季節です.ビワの花はかなり地味です.白っぽい花びらは5枚で,雄しべの葯が目立ちます.この場所はカワセミの池の近くですが,ここのビワに実ができるのかどうか不明.

ビワは中国南部の原産で,日本でも南の方に自生しているとのこと.アジアを中心に何十もの品種があって,栽培されているそうです.生産量は日本がトップで,イスラエル,ブラジルと続きます(Wikipedia 英語版より).果物としてまたは観葉植物として導入された先で侵略的外来種になってしまっている場所がいくつかあるとのこと(参考1).

カワセミの里,2020年11月15日午前,晴れ

花の周りのガクには毛がびっしり生えているので,もふもふした感じのつぼみと花.

ビワのたくさんの品種について,参考3,4にありました.日本での生産量が多いのは長崎県や千葉県.品種ごとに形などの特徴や旬の時期が違います.このあたりで植えられているのがどの品種なのか,実がついているところがみつかれば,実の特徴からわかるかも.

カワセミの里,2020年11月15日午前,晴れ

ビワは葉も特徴的.大きくて長い葉は,葉脈ごとに盛り上がっています.

カワセミの里,2020年11月15日午前,晴れ

カワセミの里,2020年11月15日午前,晴れ



参考

  1. Global Invasive Species Database (2021) Species profile: Eriobotrya japonica. Downloaded from http://www.iucngisd.org/gisd/speciesname/Eriobotrya+japonica on 23-01-2021.
  2. “ビワ”. ウィキペディア日本語版. 2020-07-31. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AF , (参照 2021-01-25).
  3. びわの品種. “南房総いいとこどり”(千葉県南房総観光コンシェルジュ). (参照 2021-01-23) https://www.mboso-etoko.jp/cec/data/hinshu/hinshu.html.
  4. ビワ/枇杷/びわ. “旬の果物百科”. (参照 2021-01-23) https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/Biwa.htm.
  5. 浅間神社跡地にて、またもアライグマ。(2022-06-02) “水元かわせみの里水辺のふれあいルーム”. https://mkawasemi.exblog.jp/29206814/.
  6. . “”. (参照 ) .