基本情報

和名
クロサイワイタケ,カノツノタケ
分類
菌界 子嚢菌門 フンタマカビ綱 クロサイワイタケ目 クロサイワイタケ科 クロサイワイタケ属 (Xylaria)
英名
Candlesnuff Fungus
学名
Xylaria hypoxylon
状況

写真とメモ

最新の写真

園内の林,2022年6月19日夕方,晴れ

林内の道端の落ち葉のすき間から白っぽい芽?根?のようなものがひょろひょろと生えていました.落ち葉をめくるともっと下の方から生えていて,途中枝分かれなどもあり,先端が尖っています.カノツノタケ,またはクロサイワイタケの名前で知られる子嚢菌のようです.カノツノは鹿の角の意味で,ネット上の写真を見るともっと子実体が太い場合に,枝分かれをしながら伸びている様子が確かに鹿の角のように見えます.ただ,枝分かれの様子や太さにかなり変異があり,この写真の場合はあまりそう見えません.分類名としてはクロサイワイタケが使われているので,種名としてこちらのほうが優先的な和名なのでしょうか.このキノコの外見はいかにも悪魔の使いのような不気味さがあるので,なぜ「幸い」?と疑問だったのですが,名前の由来は「采配」が変化したものという説があることが紹介されていました(参考2).英語名の Candlesnuff はロウソク消しの器具のこと.

園内の林,2022年6月19日夕方,晴れ

拡大.先端の近く落ち葉から見えているあたりは白いのですがその下は黒です.白い部分の表面はつぶつぶ,ざらざらしていて,胞子がびっしりついていそうです.参考4によると,子実体のできはじめの時期は,この写真のように上部が白くなっていて,これは表面に無性胞子(分生子)がついているため,成熟した子実体は全体が黒くなるとのことです.胞子ができる状態が成熟しているのではないのですね.これから次第に成熟していくと.太さや枝分かれの感じも変わってくるのかもしれません.

園内の林,2022年6月19日夕方,晴れ

どのぐらい深く続いているのかと落ち葉を避けていってみたところ.白い部分の長さの倍以上深く,黒い茎や根のように枝分かれしながらつながっていました.



参考

  1. Xylaria hypoxylon (L.) Grev. in GBIF Secretariat (2021). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/5255147 on 2022-08-21.
  2. ■Xylaria hypoxylon (クロサイワイタケ) . “■Kinoko □oso的キノコ写真図鑑”. (参照 2022-08-21) http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/xylaria_hypoxylon/index.htm.
  3. クロサイワイタケ. “自然観察雑記帳”. (参照 2022-08-21) https://naturalism-2003.com/kansatsu/fungi/kurosaiwaitake/kurosaiwaitake.html.
  4. Xylaria hypoxylon. Wikipedia, The Free Encyclopedia. March 6, 2022, 04:20 UTC. Available at: https://en.wikipedia.org/wiki/Xylaria_hypoxylon Accessed August 22, 2022.
  5. . “”. (参照 ) .