基本情報

和名
クロハネシロヒゲナガ
分類
節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) ヒゲナガガ上科 ヒゲナガガ科 ウスベニヒゲナガ属 (Nemophora)
英名
(in Jpn.) Kurohane-shirohigenaga; a Species of Fairy Longhorn Moth
学名
Nemophora albiantennella
状況

写真とメモ

最新の写真

小合溜沿いの草地,2022年4月24日午前,くもり

風のない草地の草丈スレスレの低いところを,クロハネシロヒゲナガがひょこひょこと漂うように飛び交っていました.白くて長い触角の目立つオスです.前回見つけたのとは違う場所.園内では結構あちこちに生息しているようです.明るいくもりの天気ですが,金色と紫色に光る金属光沢のある鱗粉がきれいです.

小合溜沿いの草地,2022年4月24日午前,くもり

別角度.何個体か飛んでいましたが,メスはその中にはいなかったようです.メスを見てみたいところ.

小合溜沿いの草地,2022年4月24日午前,くもり

前回,写真を撮ったときがこの種類との初遭遇でしたが,このガの佇まいが大好きになりました.体と翅の大きさに似合わない大きくて重い触角を支えながら一生懸命飛ぶのですが,飛び方は止まりそうなぐらい遅く,ガクガクと不器用に上下して,思わずがんばれ!と応援したくなるほどです.ヒゲナガガというグループは何のためにこんなに触角が長くなったのだろうと疑問に思います.ただ,それを調べようと思ってみつけた記事で,ヒゲナガガのすべての種類がこの種類のように,ゆっくりとした不器用な飛び方をする訳ではないことを知りました(参考3).なんと,他の種類のヒゲナガは猛スピードで追いかけ合いをする,という驚愕の記述.そちらのヒゲナガガも見てみたくなります.



小合溜沿いのヨシ原, 2019年5月12日午前, 晴れ

風のない日向のヨシ原の周囲の草むらに, チラチラと飛ぶ小さな虫を発見.翅をはげしく動かして, それにあわせて体も小刻みに上下しているのですが, 長い触角が重々しく広げられていて, 虫全体はなかなか前に進まず, 草の間をゆっくりと進む印象.風があったら, 触角があおられてすぐに飛ばされてしまいそうです.止まったところに近づいて撮影すると翅の鱗粉には金属光沢がありきれいな種類でした.長い白い触角がやたら目立ちます.

小合溜沿いのヨシ原, 2019年5月12日午前, 晴れ

これはクロハネシロヒゲナガのオスで, メスはオスほど触角が長くないようです.参考1によると, 国内での分布は本州, 四国, 屋久島.ハネナガガ科には日本産で30種ほど見つかっているようです.



参考

  1. クロハネシロヒゲナガ. “みんなで作る日本産蛾類図鑑”. http://www.jpmoth.org/Adelidae/Adelinae/Nemophora_albiantennella.html.
  2. クロハネシロヒゲナガ -名前の謎-. “自然観察大学ブログ”. https://sizenkan.exblog.jp/15956428/.
  3. 第59回 触角が翅の3倍もある蛾、ヒゲナガガ. “コスタリカ 昆虫中心生活(ナショナル ジオグラフィック日本版サイト)”. (参照 2022-06-07) https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20130930/367082/.
  4. . “”. (参照 ) .