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園内の街灯,2026年7月4日夜,くもり

翅はかなりボロっていますが,横脈紋や中横線と外横線の間の濃色部などは残っています.この斑紋からウスグロアツバ類に見えます.右の前翅は輪郭の形がわかるので,翅の縦横比を計算してみたところ,1.8でしたので,ヒロオビウスグロアツバが候補.



園内の街灯の下,2026年6月21日夜,くもり

前翅の縦横比を測ったら1.9で,これまでソトウスグロアツバと判定していた写真の平均2.0よりもやや幅広の個体.鱗粉のざらつき感はよくわからず.暫定でヒロオビウスグロアツバにしておきます.



基本情報

和名
ヒロオビウスグロアツバ
分類
節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) ヤガ上科 トモエガ科 (Erebidae) クルマアツバ亜科 Hydrillodes
英名
(in Jpn.) Hiroobi-usuguro-atsuba; A Species of Litter Moths
学名
Hydrillodes morosa Butler, 1879
状況
時期
123456789101112
成虫11

写真とメモ

メタセコイヤの森,2026年5月5日朝,晴れ

ひらひら飛んで林床に着地したところ.ソトウスグロアツバかと思ったのですが,ちょっと印象が違います.ソトウスグロアツバの前翅は非常に幅が細いのですが,少し幅広いかなというのと,全体に色合いが明るく鱗粉がざらついた感じもします.ソトウスグロアツバと近縁のヒロオビウスグロアツバの違いでそのような記述を見たことがあるので,暫定ヒロオビウスグロアツバとしておきます.前翅長と亜外縁線の位置での幅の比を数値化してみると,参考2のサイトのソトウスグロアツバのページの写真の平均は2.0,同じくヒロオビウスグロアツバのページの写真の平均は1.9でした.一方,自分の撮ったこれまでのソトウスグロアツバの写真は2.0,上の写真では1.8でした.前翅の幅だけでは完全な判断は難しそうです.


参考

  1. Hydrillodes morosa (Butler, 1879) in Bánki, O., Roskov, Y., Döring, M., Ower, G., Hernández Robles, D. R., Plata Corredor, C. A., Stjernegaard Jeppesen, T., Örn, A., Pape, T., Hobern, D., Garnett, S., Little, H., DeWalt, R. E., Miller, J., Orrell, T., Aalbu, R., Abbott, J., Abreu, C., Acero P, A., et al. (2026). Catalogue of Life (2026-05-15 XR). Catalogue of Life Foundation, Amsterdam, Netherlands. https://www.catalogueoflife.org/data/taxon/3N53Q
  2. ヒロオビウスグロアツバ. “みんなでつくる日本産蛾類図鑑”. http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Herminiinae/Hydrillodes_morosus.html, (参照 2026-05-24).
  3. ヒロオビウスグロアツバ. “暁の蛾類図鑑”. http://kanon1001.web.fc2.com/data_musi/ga/ya_ga/AK_kuruma_atuba/hiroobi_usuguro_atuba/hiroobi_usuguro_atuba.html, (参照 2026-05-24).
  4. ヒロオビウスグロアツバ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-ga_atuba_hiroobiusuguro.htm, (参照 2026-05-24).
  5. . “”. , (参照 ).