アレチハナガサ Brazilian Vervain
基本情報
- 和名
- アレチハナガサ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 キク類 シソ目 クマツヅラ科 クマツヅラ属 (Verbena)
- 英名
- Brazilian Vervain, Gin Case
- 学名
- Verbena brasiliensis
- 状況
- IUCN/ISSG 世界の侵略的外来種:侵略的外来種(日本を含むアジア,オーストラリア,ヨーロッパ,アフリカ,北中米),原産(南米) (参考1)
写真とメモ
最新の写真
江戸川の水際に草丈1m以上のヒョロヒョロとした草があったのですが,枯れているわけではないのに小さな葉がちょっとついているだけ,花の終わった花穂に褐色の実ができているように見えましたが,下の写真のような紫色の花が部分的にまだ残っていました.
葉は茎の分かれるところに小さいのがついています.
花が終わったところがこちら.種類がわからず悩んでいましたが,花穂の形が夏に見たアレチハナガサに似ているかもと気づいてアレチハナガサと判明.
茎の断面は多角形.小さな葉が少ししかありません.
池の周囲に生い茂った草の中に咲いていた花.薄紫色の小さな花がおそらくちょうど咲き始めたところ.園内で以前みつけたヤナギハナガサとよく似ていますが,ヤナギハナガサはみごとな花束のようでしたが,それよりも花がずっと少なくて1つ1つの花も小さいです.アレチハナガサもヤナギハナガサもどちらも南米原産の外来種で,アレチハナガサのほうは国際的に侵略的外来種として認識されているようです.
花穂の拡大.花の形による区別では,ガク筒と花筒の長さの関係が,花筒が短いのがアレチハナガサ,花筒がずっと長いのがヤナギハナガサ(参考3).
草丈は1m以上で,花は長い花茎についていて花の密度が低いのであまり目立ちません.
葉と茎.茎は多角形.葉の付け根が茎を巻くようになっているダキバアレチハナガサという種類も同じく外来種であるそうです.
参考
- Global Invasive Species Database (2020) Species profile: Verbena brasiliensis. Downloaded from http://www.iucngisd.org/gisd/speciesname/Verbena+brasiliensis on 07-08-2020.
- “アレチハナガサ”. ウィキペディア日本語版. 2022-09-19. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%81%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%B5 (参照 2023-03-02).
- クマツヅラ科クマツヅラ属(Verbena)のアレチハナガサ類 図入り検索表. “日本の野生植物検索表(植物検索研究会)”. http://syokubutukensaku.o.oo7.jp/zukensaku008.html, (参照 2023-03-03).
- アレチハナガサ. “松江の花図鑑”. https://matsue-hana.com/hana/aretihanagasa.html, (参照 2023-03-03).
- アレチハナガサ. “三河の植物観察”. http://mikawanoyasou.org/data/aretihanagasa.htm, (参照 2023-03-03).
- . “”. , (参照 ).
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