ヒバリ Eurasian Skylark
基本情報
- 和名
- ヒバリ
- 分類
- 鳥綱 スズメ目 ヒバリ科 ヒバリ属 (Alauda)
- 英名
- Eurasian Skylark
- 学名
- Alauda arvensis
- 状況
- 東京都レッドリスト(本土部)2020年版 東京都区部における区分:[VU] 絶滅危惧 II 類,東京都本土部全体における区分:[VU] 絶滅危惧 II 類 (参考2)
- 千葉県レッドリスト−動物編(2019年改訂版):[D] 一般保護生物 (参考4)
- IUCN レッドリスト 2022-2:[LC] Least Concern ver 3.1(絶滅のおそれなし), Pop. trend decreasing (個体数減少傾向) (参考3)
写真とメモ
最新の写真
野球に使われていないグラウンドの片隅で,ヒバリやタヒバリなどが活動中でした.ヒバリは北海道以外では留鳥とのことで一年を通して観察できるようですが,自分が冬見たのははじめてかも.
この冬は何度か河川敷を歩きましたが,上空から,あるいは土手の草地からヒバリのさえずりが何度か聞こえることがありました.まだ1月だというのに,鳴くこともあるのですね.
この季節はもうさえずりは聞こえなくなりましたが,江戸川の斜面の草地にはヒバリがたくさんいます.
夕方暗くなりかけてきた江戸川.ピーチクパーチクと絶え間なくさえずるヒバリの声が上空から聞こえていました.晴れた昼間よりも飛んでいる高度が低めなのでしょうか,さえずりが近いところから聞こえます.すーっと降りてくる鳥が見えたので,目で追っていくと,道路際に降りたヒバリを撮ることができました.模様では雌雄の区別は難しいそうですが,上空でさえずっていたということは,オスなのでしょうか.
上空でさえずりながらのホバリングです.クチバシを開いているのがわかります.Twitterのマークの青い鳥を思い出させるシルエット.
その付近には数頭のヒバリが見えていました.堤の道路や斜面の階段からそっと見ていると,そのうちの1頭が頭の毛を逆立てて,地面に翼を広げ気味に伏せるようにしながら,小刻みに前進したり,回転したりを繰り返しながら鳴いていました.地面でさえずることもあるそうなので,それをしているのか,それとも,有名な「擬傷」(ぎしょう;怪我したふりをして敵の注意を引きつけて,巣やヒナを守る)なのか.「さえずり」ってメスを獲得するためのアピールのためにするんでしたら,卵はまだ生んでいないのでしょうし,「擬傷」ならば,もう巣に卵かヒナがいるということになります.擬傷だとすると,自分が敵だと思われたってことですよね.巣が道路から近いところにあるのかもしれません.草地の斜面は草刈りをしたばかりのようで,遠くからもヒバリの姿が丸見えになっていましたが,子育てに気を使って大変そうです.
参考
- レッドデータブック. “東京都環境局”. https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/.
- 絶滅危惧種の保護に向けて. “千葉県 環境生活部 自然保護課 生物多様性センター” http://www.bdcchiba.jp/endangered/endang_index.html.
- BirdLife International. 2018. Alauda arvensis. The IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T102998555A132039889. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2018-2.RLTS.T102998555A132039889.en. Accessed on 03 March 2023.
- . “”. , (参照 ).
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿