基本情報

和名

カシラダカ

分類

鳥綱 スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属 (Emberiza)

英名

Rustic Bunting

学名

Emberiza rustica

状況

IUCN レッドリスト 2023-1：[VU] Vulnerable （危急） A2abcd+3bcd+4abcd ver 3.1, Pop. trend decreasing （個体数減少傾向） （参考1）

東京都レッドリスト（本土部）2020年見直し版 東京都区部における区分：[VU] 絶滅危惧 II 類，東京都本土部全体における区分：[VU] 絶滅危惧 II 類 （参考2）

写真とメモ

最新の写真

江戸川河川敷（江戸川ライン野球場），2023年2月5日午前，晴れ

冬に河川敷の道を歩いていて何度か見つけたのですが，頻度が低くて結局全身の写った写真が撮れませんでした．ピントはヨシの穂に合っていますが，かろうじて種類の判断ができるかも．ホオジロのメスやオオジュリンにも似ていますが，頭の毛がちょっと立っていて，胸腹が白いこと，頬に褐色で囲まれた白い部分がないことなど．尾が短く，体の大きさはホオジロなどよりも一回り小さいです．

この種類は日本では冬鳥で，東京都を含む少数の都道府県でレッドリストに掲載されていますが，IUCNのレッドリストで絶滅危惧種に指定されていました．カシラダカは繁殖期をシベリアなどのユーラシア大陸の北部で過ごし，南方に移動しての越冬するとのことです．繁殖環境，越冬環境のどこかで減少の理由があるのかもしれません．

参考

1. BirdLife International. 2016. Emberiza rustica. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22720960A89641304. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22720960A89641304.en. Accessed on 03 March 2023.
2. レッドデータブック． “東京都環境局”． https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/.
3. ． “”． , (参照 ).