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江戸川河川敷,2024年12月27日午前,晴れ

河川敷の舗装道路の端のほうに小さな多肉植物が広がっているのを見つけました.地面に這うように茎が伸びてそこにつぼみのような新芽?ロゼット?がついています.ツルマンネングサは耐寒性が強くて,-20℃まではこの状態で冬を越せるとのこと.

江戸川河川敷,2024年12月27日午前,晴れ

越冬中は夏のような立ち上がる茎はなく,匍匐茎のみです.

江戸川河川敷,2024年12月27日午前,晴れ

越冬中の芽は形が整っていて,つぼみのようです.

江戸川河川敷,2024年12月27日午前,晴れ

地面には茎がたくさん走っています.



基本情報

和名
ツルマンネングサ
分類
被子植物類 真正双子葉類 コア真正双子葉類 ユキノシタ目 ベンケイソウ科 マンネングサ属 (Sedum)
英名
Stringy Stonecrop
学名
Sedum sarmentosum Bunge
状況

写真とメモ

水生植物園,2022年5月28日午前,晴れ

水生植物園の道端の地面を覆う丈の低い草に黄色い花が付いているのを見つけました.花はごく小さいのですが拡大すると綺麗.黄色くて尖った花びら5枚に,雄しべの役がオレンジ色です.このような花をつけるのはツルマンネングサの他,〇〇マンネングサというのが何種類もあります.ツルマンネングサは葉が平たいですが,他の種類は葉が針状です.

水生植物園,2022年5月28日午前,晴れ

ツルマンネングサは日本を含む東アジアから東南アジアに分布する種類ですが(参考1),北米やチョーロッパには「グラウンドカバー」として導入され広まったようです(参考2).侵略的外来種には指定されてませんでした.

水生植物園,2022年5月28日午前,晴れ



参考

  1. Sedum sarmentosum Bunge in GBIF Secretariat (2021). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/5362004 on 2022-08-03.
  2. Sedum sarmentosum. Wikipedia, The Free Encyclopedia. November 6, 2021, 23:35 UTC. Available at: https://en.wikipedia.org/wiki/Sedum_sarmentosum. Accessed August 3, 2022.
  3. ツルマンネングサ. “松江の花図鑑”. https://matsue-hana.com/hana/turumannengusa.html, (参照 2022-08-03).
  4. ツルマンネングサ. “三河の植物観察”. https://mikawanoyasou.org/data/turumannengusa.htm, (参照 2022-08-03).
  5. . “”. , (参照 ).