基本情報

和名
オオハキリバチ
分類
節足動物門 昆虫綱 ハチ目 ハキリバチ科 ハキリバチ属 (Megachile)
英名
Giant Resin Bee, Sculptured Resin Bee
学名
Megachile sculpturalis
状況

写真とメモ

水産試験場跡地,2021年9月20日午前,晴れ

復元池の近くの日向の地面で,飛び回っては同じところに戻ってきて止まる,大きめのハチを発見.このハチは見たことのあるオオハキリバチ,ハキリバチ類でメスで体長20mm以上の本土最大種.あとで調べたところ,同じぐらいの大きさでよく似たクズハキリバチという種類いるとのことですが,写真の個体はオオハキリバチのメスなのではないかと思います.胸部の背面の赤金茶色の毛の量が違っていて,オオハキリバチは毛が多く,クズハキリバチは毛が少なくて黒っぽいようです.また腹部の長さはクズハキリバチよりもオオハキリバチのほうが短いとのこと(参考3).

水産試験場跡地,2021年9月20日午前,晴れ

ハキリバチ類は植物の葉を切り取って筒にしますが,この種類は葉を使わず,竹などの筒を巣にしてクズなどの花粉を集めてダンゴにしてそこに詰め,卵を産んで幼虫のエサにするとのこと.もともと東アジアの種類ですが,北米にも侵入しているようです.



参考

  1. “オオハキリバチ”. ウィキペディア日本語版. 2019-11-08. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%8F%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%81, (参照 2021-12-06).
  2. : In "".Retrieved from
  3. オオハキリバチ. “衛生動物だより No. 005(京都市 衛生環境研究所)”. (参照 2021-12-06) https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000064/64979/HP005.pdf (PDF).
  4. ハキリバチ2. “荒川昆虫記”. (参照 2021-12-06) http://sanmondat.sakura.ne.jp/kontyu/hati/hanabatig/mitubatig/hakiribati/hakiribatig2.htm.
  5. . “”. (参照 ) .