基本情報

和名
オオケタデ
分類
被子植物類 真正双子葉類 ナデシコ目 タデ科 イヌタデ属 (Persicaria)
英名
Kiss-me-over-the-garden-gate, Prince's Feather, Princess-feather
学名
Persicaria orientalis
状況

写真とメモ

秋のオオケタデ(最新の写真)

水べの野草園,2021年9月26日午前,くもり

夏に花盛りだったオオケタデの花がまだ残っていました.花穂には半分枯れかけている花と咲いたばかりの花が混在していて,もう花の時期は終わりだなという雰囲気ですが,全体に味わいのある濃い色になっていて好きです.

水べの野草園,2021年9月26日午前,くもり

葉や茎はまだピンとしていますが,全体が黄色くなりかけています.

水べの野草園,2021年9月26日午前,くもり

オオケタデの花と一緒に,他のタデ類の花が見えています.イヌタデでしょうか.



花盛りの夏

水べの野草園,2021年7月25日午前,晴れ

水べの野草園のオオケタデの花が咲き始めていました.花が開いているときのオオケタデは初めて見ましたが,大ぶりのピンクの花が見事なタデで,サクラタデなどよりもさらに一回り大きな花が盛り盛りになった花穂です.

水べの野草園,2021年7月25日午前,晴れ

葉は明るい黄緑色でタデ類でよくある赤紫~黒っぽい紋はなし.

水べの野草園,2021年7月25日午前,晴れ

水べの野草園,2021年7月25日午前,晴れ

筒状の葉鞘は縦のストライプがあり,毛が密生し,上端で折れて広がっています.そこから伸びる葉柄の付け根に赤紫色の紋があり,葉柄にも毛が密生.



水辺の野草園,2015年10月12日朝,晴れ

水辺の野草園にあった名札看板に「オオケタデ(赤花)」とありました.時期が遅かったためか,赤い花はもうあまり残っておらず,この写真のような様子.草丈1.5m~2mで,この花も目の高さよりも高いところにありました.オオケタデは帰化植物とのことですが,欧米では栽培されることもある種類で,"Kiss Me Over The Garden Gate"(庭門越しにキスして)という,なんだかロマンチックな英語名がつけられています.ちなみに,オオケタデに赤花以外の色があるのかどうか調べても見つけられませんでした.

水辺の野草園,2015年10月12日朝,晴れ

同じ場所に同じくタデ科のイシミカワもまじっていますが,正三角形に近い葉がイシミカワ,もっとふっくらしている葉がオオケタデのようです.



参考

  1. オオケタデ(オオベニタデ). “みんなの花図鑑”. https://minhana.net/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%B1%E3%82%BF%E3%83%87%EF%BC%88%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%87%EF%BC%89.
  2. オオケタデ. “松江の花図鑑”. http://matsue-hana.com/hana/ooketade.html.
  3. オオケタデ. “植物雑学事典(岡山理科大学 波田研究室)”. http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/polygonaceae/ooketade/ooketade.htm.
  4. . “”. (参照 ) .